続き(p182)
< 「生き難さ」の理由を認める >
ACを離脱すると言う課題は、ACという自己規定を
放棄することとも、ねじ伏せ、克服することとも違う。
むしろACという自己規定を宿命視すること、ACを自分に
とって宿命的なものとして受け入れることと言った方が正確
かも知れない。宿命視することによって、人はACから自由に
なれるのだ。
< 感情を奪われる >
(前記の 橘さんの報告から)
「母がいつも私の感情を企画・限定してきた」と述べている。
~~~~
充実した家族のエロス(愛?)に包まれた子ども期の体験を
記憶としてもたずに親になってしまった場合、その人は感情表出を
はじめとする子どもの様々な表出を限定的にしか受け止めることしか
できない。受け止めることができないゆえに、その人は子どもの
感情が限定線外れることを恐れるあまり、あらかじめ方向づけ
(企画)しようとする。
ACには、自分には子ども時代の記憶がないと語る人が多い。
~~~(西山明氏の著書内容の説明)~~~
若い人の無表情に・・・・検討がつかない。
コミュニケーションの手応えを相手の表情にみつけることが
できなくなっている。
無表情は感情生活が死んでいるためでなく、感情生活の本当の
自己生活を守ろうとして表層から撤退させてしまったのだ。
(表層=うわべ)
続く
冬至も過ぎましたので少しづつ日が長くなる
のが嬉しいですね。
< 「生き難さ」の理由を認める >
ACを離脱すると言う課題は、ACという自己規定を
放棄することとも、ねじ伏せ、克服することとも違う。
むしろACという自己規定を宿命視すること、ACを自分に
とって宿命的なものとして受け入れることと言った方が正確
かも知れない。宿命視することによって、人はACから自由に
なれるのだ。
< 感情を奪われる >
(前記の 橘さんの報告から)
「母がいつも私の感情を企画・限定してきた」と述べている。
~~~~
充実した家族のエロス(愛?)に包まれた子ども期の体験を
記憶としてもたずに親になってしまった場合、その人は感情表出を
はじめとする子どもの様々な表出を限定的にしか受け止めることしか
できない。受け止めることができないゆえに、その人は子どもの
感情が限定線外れることを恐れるあまり、あらかじめ方向づけ
(企画)しようとする。
ACには、自分には子ども時代の記憶がないと語る人が多い。
~~~(西山明氏の著書内容の説明)~~~
若い人の無表情に・・・・検討がつかない。
コミュニケーションの手応えを相手の表情にみつけることが
できなくなっている。
無表情は感情生活が死んでいるためでなく、感情生活の本当の
自己生活を守ろうとして表層から撤退させてしまったのだ。
(表層=うわべ)
続く
冬至も過ぎましたので少しづつ日が長くなる
のが嬉しいですね。