温泉大好き

趣味で ”うたごえ・喫茶”を行っています。
皆さんで 楽しく 大きな声で歌いましょう!

いじめ

2006年12月04日 05時56分10秒 | 非行・教育

”あめ”でも 少し論議されていますが、本当にいじめについては、難しい問題です。 T紙 30日付けの社説では、こう書いてありました。(一部省略)
【いじめ緊急提言】 <現場へは有効なのか>  
教育再生会議が「学校だけに任せず、社会総がかりで取り組む」と、緊急提言した理由は分からないわけではない。  池田守男座長代理が「学校、教員、教育委員会、社会全体への提言だ」と述べ、安倍首相は「実行できることは実行に移す」と表明した。しかし、文部科学省が先月、いじめの早期発見・対応を通知し、四十四の点検項目を示したばかりだ。緊急提言と文科省の施策との関連はどうなるのか。提言に強制力はなく、実効性もはっきりしない。
 提言の特徴は懲戒措置を打ち出したことだ。「問題を起こす子どもの指導、懲戒の基準を明確にし、毅然(きぜん)と対応する」よう学校に求め、社会奉仕や別教室指導を挙げている。  しかし、恐喝や傷害など明らかな刑事事件は別として、言葉やしぐさによるいじめの多くは見えにくい。簡単に懲戒措置を取れないところに真の問題があるのではないか。  
最近のいじめ研究では、いじめはクラスという閉鎖社会で起き、いじめっ子といじめられっ子の立場も状況で変わり、弱者だけでなく優等生もいじめ対象になる。首謀者などを認定することは難しく、安易な懲戒だと子どもを傷つけることになる。  警察や裁判のような扱いをするのは、問題のある子どもを教育的に訓練し育てる「訓育」という教育の本旨からもはずれる。  提言は、いじめにかかわったり、放置・助長した教員に懲戒処分を求めているが、関与の程度を判断すること自体が難しいのではないか。
 提言の言うように、いじめ問題は、学校と家庭、地域一体となった取り組みが必要だ。だが、教育再生会議が志向する学校選択制は地域社会を分断したり、外部評価制度は教師に数値目標を課し協力を難しくさせる心配があり、提言に逆行する。
 いじめ防止には教師増員や予算措置も欠かせないのではないか。緊急提言は現場の声をどれだけ反映しているか疑問だ。会議の公開をあらためて求めたい。  教育再生会議は英知を集めて教育の立て直しを考えるのが本来の目的である。いじめ予防策も含めて、腰を据えた議論をしてほしい。<

 また、A紙解説では(一部省略):【“温床”にふれず解決できるのか】 
いじめ問題がここまで深刻になった根底には、子どもと学校を競争に追いこむ政府の文教政策があります。いっせい学力テストの点数を競わせることに象徴される「競争教育」が、子どもにストレスと抑圧感をもたらし、いじめの温床になっています。人間を「勝ち組」「負け組」にふるい分ける競争社会と弱者いじめの政治が、いじめ容認の風潮を生み出していることも大きな問題です。
  また、「いじめ対策」を数値目標化して達成を求める業績主義が「いじめ隠し」を生み、問題解決の障害になってきたことにも触れていません。いじめがあった場合に学校や家庭、地域が協力して解決に当たるためにも、この業績競争を改める必要があります。
 ~~一方「毅然(きぜん)とした対応をとる」 について~~~  いじめた側や周囲の子どもへの指導は当然必要です。しかし実態に応じた丁寧な対応で、子どもたちの人間的な成長につながるようにしなければ問題は解決しないし、子どもをいっそう息苦しい環境に置き、かえって問題をこじらせることになりかねません。
 社会が全力をあげて取り組むことを多くの国民が望んでいます。解決のために現場の実践や教育学の成果も踏まえ、教育政策の転換など根本にメスを入れることが必要です。競争を激しくする教育基本法改悪は問題解決に逆行するものです。<

非行に関しても 全てに通ずるものですが、社会全般が大人が襟を正して "模範”になる行動をとることが一番では無いでしょうかね。 PS.また、A紙日曜版に8年前に娘を失った小林 みどりさんの記事が載っていて 理事を務めているようで「やさしい心(ジェントルハート)」のHPを紹介しています。
http://www.gentle-h.net/gh_index2.html

 帰りバスの中で4時過ぎにようやく顔を出してくれました。
桜草さん家は、キウイフルーツ作っているんですね。
コンテナって手でもてるくらいの箱ですか?それにしても
あれは、沢山取れますよね。