温泉大好き

趣味で ”うたごえ・喫茶”を行っています。
皆さんで 楽しく 大きな声で歌いましょう!

みほんりん

2007年02月16日 05時56分09秒 | プライベート
別冊に「第8回 三浦 綾子作文集」の入選作品集が
送られて来ました。
中学生の部・優勝賞 上西さんが:
「いじめについて思うこと」
彼女 水谷先生の講演を家族で聞きに行ったとの事。
そしてM少年のシンナーで命を奪われたことに深く感銘したようです。
さらにM少年のお母さんがこんなことも言ったとか。
「シンナーに二回殺された。一回目はシンナーでトラックに
飛び込んだこと。二回目は火葬して普通は残るはずの骨までも
あと型もなく灰になってしまったこと」と。

そして本題の”いじめ”について最近の事件を取り上げ
孤独感から来るのが多いと感じているようです。
そして:
いじめられている子は家や先生の前ではいじめられていない
ふりをするといいますが、死ぬまで思いつめほどのいじめに
大人は誰も気が付かなかったのでしょうか。
~~~と、疑問を感じています~~~
そして
大人には「いじめは大変なことだ」と もっと関心を持って
欲しいと 訴えています。
子どもの心をもっと分かって欲しいと。。。
 私達 子どもだけでは いじめに立ち向かうのは限界があると
思います。

さらに小学生の頃の”仲間はずれ”についての担任の対応を
こう、書いています。
いつもは冗談ばかり言って楽しい先生が、顔を真っ赤にして
怒りました。いじめた方も、だまって見ていた方も悪いとしかられ
ました。身体が緊張で凍りつきました。一度も泣いたことのない、
いじめた方の子も泣きました。
~~~そして、まとめは~~~

誰か一人でも話を聞いてくれて、心配してくれる人がいたら命を
落とさなくても良かったかも知れない子ども達。
相談したかったのは やっぱり親身になって考えてくれる大人だった
のだと思います。私は子どもの心を思いやれる大人になりたいと
思いました。

 中学生が真剣にここまで書いているのですね。
大人は、これに答えないといけないですね。