土地家屋調査士・行政書士 松本英明のブログ

熊本市南区の土地家屋調査士・行政書士である松本英明が、仕事や趣味、日頃感じていること等を気ままに綴っています。

選挙の争点

2012年11月23日 17時27分11秒 | 時事関係
衆議院が解散して、各政党とも事実上の選挙戦に入っていますね。
皆さんにとって、今回の選挙の争点は何ですか?
私は、数ある中で、次の3つが特に大きな争点だと思っています。

まず一つ目は、消費税増税の是非です。
確かに消費税増税法案は成立しましたが、そこで終わりではありません。

・増税して本当に税収が増えるのか?
・増税分は本当に社会保障に使われるのか?
・国民に増税を求める前に、官僚・政治家に対する予算の無駄遣いは根絶されたのか?

等々 考えるべきことはたくさんあります。
増税は不要だ、あるいは、将来的には必要かもしれないがやるべきことをやってからだと思うのなら、そういう主張をする政党・候補者に投票し、政権を担わせることにより、法案廃止に持ち込むことができます。

次に二つ目は、原発の是非です。

・地震が多い日本で原発を動かすのは危険だ。
・原発がなくても電力は足りているのでいらない。
・日本は資源が少ないので、引き続き原発を重要電源として利用するべきだ。
・コストの安い原発がなくなると電力料金が上がって、産業が立ち行かなくなる。

等々 原発についても、国民の間でさまざまな意見があります。
専門家の方々も、いろんな立場・利害関係の中で同様のことを言われていますので、そういった立場・利害関係を抜きに考えた場合、本当に正しいことが何なのか、慎重に考える必要があると思います。

そして最後が、TPPの是非です。

・TPPは日本の国益にかなうのか?
・自由貿易が必要だとしても、なぜ二国間のFTAではなく、TPPでなくてはならないのか?
・TPPは農業に限らず、さまざまな産業に悪影響を与えないのか?

等々 さまざまな意見があります。
これについても、原発と同様に、いろんな立場・利害関係の中で同様のことを言われていますので、そういった立場・利害関係を抜きに考えた場合、本当に正しいことが何なのか、慎重に考える必要があると思います。

以前 テレビ・新聞の報道に惑わされてはならないと書きました。
本来は中立であるべきテレビ・新聞も、残念ながらさまざまな立場・利害関係の中で、偏った報道をしているように思います。
テレビ・新聞の報道でなくても、今はいろんな方が、いろんな手段で情報を発信されていますので、そういった情報も参考にしつつ、貴重な選挙権を行使したいものですね。

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