
香港馬フェアリーキングプローンが力強い末脚で外国馬のワンツー。
騎手変更のアクシデントも乗り越え、2着ディクタットも健闘しました。
2000年 6月 4日 東京競馬場
第50回 安田記念(G1)芝1600m 良 18頭
1着…12[外]フェアリーキングプローン セン6(58フラッド)1:33.9 10人気
2着▲10[外]ディクタット 牡6(58オドノヒュー)1馬身1/4 6人気
3着…9キングヘイロー 牡6(58福永)クビ 3人気
単3,990 馬14,700
1人気はスポット参戦の武豊騎手を背に京王杯で怒涛の追い込みを決めたスティンガー。2人気は京王杯2着のブラックホーク、3人気は高松宮記念で復活したキングヘイロー。他にもシンボリインディ、アドマイヤカイザーなど、東京実績のある国内組が人気の中心でした。
伏兵扱いだった香港のフェアリーキングプローンが力強く抜けて優勝。この頃から香港勢も実力をつけて、注目されてきていました。種牡馬「フェアリーキング」という部分のイメージが強いですが、実際はディンヒル産駒、名前の由来は「エビ」の名前だとか。どこから命名しているかわからないものです。
2着はUAEの刺客、と言われるゴドルフィン所有のディクタット。京王杯6着からのステップで本番ではついに連対を果たしました。このディクタット、京王杯はホランド騎手でしたが、安田記念はデットーリ騎手が騎乗予定でした。しかし、安田記念の週になって、飛行機の墜落事故に遭ってしまい、急遽オドノヒュー騎手に乗り替わりが発表されました。
幸いデットーリ騎手は一命を取り留めたばかりか、軽症程度だったとか?無事に復帰して、その後の活躍はいわずもがなです。
(後日調べ=プロペラ機は日本時間6月1日午後、ニューマーケット競馬場付近に墜落、デットーリ騎手は右足首骨折と右手親指負傷、パイロットは即死というので、助かったのは本当に奇跡です!)
実際レースでは乗れませんでしたが、名手デットーリを安田記念にわざわざ呼んだ、という勝負度合いを評価しましたが、フェアリーキングプローンまでは手が回らず。近年では珍しい外国馬のワンツーでした。
東京実績のあるシンボリインディ、ウメノファイバーなどを絡めてしまい、馬券は外れ。日本馬も大混戦のうえ、外国馬は能力比較が難しい。昨年は4着だったブリッシュラックをはじめ、今年も香港勢に期待か?
ダンツフレーム追悼号外(安田記念)2005年 8月31日掲載
http://blog.goo.ne.jp/ochanblue/e/359ab5f3017074c5607e669dfa506da4
安田記念メモリアル(ブラックホーク)2005年 6月 5日掲載
http://blog.goo.ne.jp/ochanblue/e/7d5097707195e24c1fe82c7e69696bb9
安田記念メモリアル(エアジハード)2005年 6月 5日掲載
http://blog.goo.ne.jp/ochanblue/e/9498533b603d3cee51b6fe79ff06a880
安田記念メモリアル(タイキシャトル)2005年 3月11日掲載
http://blog.goo.ne.jp/ochanblue/e/e43d65b81cecc9f80b962c1ab3e5f72d