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単勝355倍の最低人気、テンジンショウグンが記憶に新しい大波乱。
競馬にはたまに「誰にも説明できない大番狂わせ」があるのが面白い?
1998年 3月29日 中山競馬場 11R
第46回 日経賞(G2)芝2500m 良 12頭
1着1テンジンショウグン 牡9(57江田照)2:34.4 12人気 34.8
2着8シグナスヒーロー 牡7(57加藤和)1馬身1/4 7人気 34.7
3着6ローゼンカバリー 牡6(58横山典)クビ 1人気 35.3
4着10ステイゴールド 牡5(56熊沢)1馬身1/2 5人気 35.3
5着5マウンテンストーン 牡6(57田中勝)ハナ 6人気 35.6
単勝35,570 馬連213,370
単勝ダントツ最低人気の355倍。障害帰りの9歳馬、テンジンショウグン。前走は「阪神障害ステークス・春で9着」では新聞も上から下まで無印も当然の話。予想するうえでも、まず最初に切る1頭が当然の見解でしょう。
しかし、そんな軽視をあざ笑うかのように、脂の乗り切った6歳、7歳馬を差し切るんですから見ていて驚きました。デビューは1992年の9歳馬、47戦目での重賞初勝利。複勝も4,700円。馬連も21万で、3連単馬券がない当時としては大波乱で記憶に新しい。3連単があったらいくらついていたのか?
1人気のローゼンカバリーが伸びきれず情けない競馬。4着のステイゴールドもここの敗戦で人気を落とし、次の天皇賞・春では10人気で2着しました。
テンジンショウグン 牡 1990年 4月14日生 黒鹿毛 矢野照正厩舎
父:ノーアテンション
母:シュアンス(母父:ダンディルート)
51戦8勝
主な勝ち鞍:日経賞(G2=1998年)、障害400万、障害未勝利戦
当ブログ内関連リンク
日経賞メモリアル(セイウンスカイ)2005年03月25日掲載
日経賞メモリアル(メイショウドトウ)2005年03月25日掲載