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OCF最新動向ブログ

オープンCADフォーマット評議会(OCF)の活動と、CIM・CALS/EC(SXF)の最新動向をお知らせします。

200,000アクセス

2009年03月30日 | 日記・エッセイ・コラム

 このブログを書き始めたのが、2005年10月からなので、約42ヶ月たった今日、アクセス数が、200,000を超えました。

この間に書いたブログ記事は、516になりますが、100,000アクセスの際には、すでに363書いていますので、最近のさぼり具合が大いに分かるかと思います。
1ヶ月一度も更新しないということも何回かありました。

書き始めた動機については以前にも書きましたが、OCFのSXF技術者検定試験の合格者に対するフォローが何もされていないという声を聞いたからです。
組織だって何かフォローをしようとすると、それなりに労力も費やすし、タイムリーにできるかというと中々難しい面が、その当時はありました。いくつかのやり方を模索するうちに、その当時のトレンドのブログでやってみてはどうかということになったわけです。

では、「わたしがやってみましょう、ところで、ブログ名は?」
「SXF技術者に対するフォローだから、SXF最新情報かな」
「大野さんが書くのだから、いっそフルネームを入れたら」
「ブログっていうのを知らない人もいるから、それも入れちゃえば」
「でもSXFだけではネタ切れするので、材料は広くCALSまで念頭におくよ」

ということで決まったのがこのブログ「大野聡のSXF最新情報ブログ」なのです。

書き始めて1ヶ月ほどは、毎日書いていたかと思いますが、アクセス数は100前後と、読者数は少なく、フォローになっていないと思っていましたが、ある時ある場所で、「毎日大変ですね」と言われ、関係者以外にも読んでくれている人がいると勇気付けられたのを良く覚えています。

トラックバックは、ブログの大きな利点なので、最初は、承認なしで受付を行っていたのですが、「SXF」の文字から、かなり怪しげなトラックバックが目立ち始め、それからは、承認後のオープンに変えています。だいぶ減りましたが、今でも、トラックバックの削除を行わないと大変なことになります。
コメント受付は、返信が大変ということで当初は設けていませんでしたが、途中から設置しました。コメントをいただく読者の方たちは紳士的なので感謝しています。

 人気のブログは、あっという間に、アクセス数が200,000回を超えていきますので、亀のような遅さのクリアとなりました。
ブログ開設の初期の目的は達したとの思いもあり、また、私の立場も大きく変わってしまい、このままブログを続けるべきなのか大いに悩む毎日です。

悩んでいるうちに、何かトピックスがありつい書いてしまう。
なかば公の立場でなければいけないのに、あまりに理不尽と思ったことをブログに書きなぐってしまうなどしたこともありますが、SXFという特化した情報を発信するということで、今しばらく続けていければと思っています。


チェックでエラー

2009年03月19日 | 電子納品

 電子成果のチェックをどうすれば良いのかと、ある建設コンサルタントから問われた。

土木設計業務等の電子納品要領(案)とCAD製図基準(案)は、いずれも平成20年5月版に対応することになっており、そのように成果を作成したのだが、電子納品チェックシステムにかけるとエラーがてしまう。
エラーの対処方法を教えてくれと言われた。

電子納品運用ガイドライン(案)【業務編】もCAD製図基準に関する運用ガイドライン(案)も最新版対応の公開がされていないし、SXFブラウザも電子納品チェックシステムも古いままなので、チェックをかけると複数のエラーが表示されてしまう、当然だろう。

発注者に理解を求めるしかないのだが、1月発注で3月末工期の業務は、たくさんある。この忙しい最中、ユーザーはどのような対応をしているのだろうか?


SXF表示機能及び確認機能要件書(案)の公開

2009年03月17日 | CAD製図基準

 2月に意見募集が行われた「SXF表示機能及び確認機能要件書(案)」(以下、SXF機能要件書)が、昨日Web公開されました。

「CAD製図基準に関する運用ガイドライン(案)」(以下、CADガイドライン)も同時に公開されると思っていたのですが、延びたようです。
なぜ、CADガイドラインが同時に公開と思ったかというと・・・
CADガイドラインには、次のような記述があるからです。

CAD ガイドラインでは、電子納品の際にCAD 図面はSXF ブラウザで目視確認を行うという記述があり、一方では、SXF 機能要件書が公開されることにより、民間のソフトウェアベンダもSXF機能要件書に適合したCADソフトの開発がも進むことが予想されることから、改定されるCADガイドラインでは、SXF 機能要件書に従って開発されたソフトウェアでもCAD 図面の確認が行える。

今までは、SXFブラウザが唯一「正」ということでしたが、少しは変化が起きるかもしれません。ただ、依然として次のような記述「機能要件書に従って開発された市販CAD ソフトでも、CAD 図面の表示が異なる場合もあることから、表示内容に疑義が生じた場合は最終的にはSXF ブラウザで目視確認を行うことにしている。」とあるのです。

どう考えても、機能要件書に従って開発されたソフトウェアなら、市販CAD ソフトであろうとSXFブラウザであろうと同じになるはずです。機能要件書が唯一の仕様なので、仕様書通りに開発されていれば基本的に疑義が生じることはないはずです。

「SXF表示機能及び確認機能要件書(案)」のダウンロードはこちらから
http://www.cals-ed.go.jp/


CALS/EC MESSE 2009 セミナー資料

2009年02月24日 | CALS
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1月に開催されたCALS/EC MESSEのセミナー資料が公開されました。

CALS/EC入門セミナー
 「1」からわかるCALS/EC

     (財)日本建設情報総合センター CALS/EC部 主任研究員 河野 雅 氏
 「1」からわかる電子納品
     (財)港湾空港建設技術サービスセンター調査第三部 主任研究員 奥野 一暢 氏
 「1」からわかる情報共有
     (財)日本建設情報総合センターCALS/EC部 主任研究員 柴田 勉 氏

受注者のための電子納品新要領・新基準解説セミナー
 納品要領(土木設計業務、工事)・基準(CAD、デジタル写真)編

     (財)日本建設情報総合センターCALS/EC部 主任研究員 奥田 暁 氏
 道路工事完成図等作成要領編
     (財)日本建設情報総合センターシステム高度化研究部 主任研究員 伊藤 敏章 氏

ダウンロードはこちらから
http://www.cals.jacic.or.jp/event/messe/download.html


SXF表示機能及び確認機能要件書(案)

2009年02月17日 | CAD製図基準

 国土技術政策総合研究所から、2月16日付で「SXF表示機能及び確認機能要件書(案)」の改定に関する意見募集が行われています。

公開資料は、次の3点です。
1.SXF表示機能及び確認機能要件書(案)【改定案】
2.主な改定点
3.意見回答様式

この案の主な改定点は次の三つになります。
1.CAD製図基準(案)改定に対する対応
2.CAD図面の適正な判定方法の明確化
3.定型確認により適合しなかった場合の判定結果通知の見直し

また、CADガイドラインにおけるSXF表示機能及び確認機能要件書(案)の位置づけでは、この(案)に従って開発された市販CADソフトでもCAD図面の確認が行えることが記述されています。
つまり、SXF表示機能及び確認機能要件書(案)に従って開発されていないソフトウェアでのチェックは行ってはならないということになります。

意見募集は、今月2月27日(金)まで、詳しくは次のURLをご覧ください。
http://www.nilim.go.jp/engineer/index.html


測量成果電子納品要領(案)の差し替え

2008年12月22日 | 電子納品

 12月18日に公開された「測量成果電子納品要領(案)」及び「新旧対比表」が、19日付で差し替えとなっていました。

どの箇所が差し替えなのか、分かりませんでしたので、すでにダウンロード・印刷した方は、改めて行った方が良いです。

http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000030.html


測量及び地質の電子納品要領(案)の改訂

2008年12月18日 | 電子納品

 国土交通省から「地質・土質調査成果電子納品要領(案)」および「測量成果電子納品要領(案)」の改訂について報道発表がありました。
http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000030.html

「測量成果電子納品要領(案)」の適用開始時期は、平成21年4月以降に契約を締結する直轄業務で、「地質・土質調査成果電子納品要領(案)」は、平成21年8月以降に契約を締結する直轄業務からになります。
また、要領(案)の改訂では、平成20年3月の公共測量作業規程の改正及び日本工業規格の制定・改定に対応しています。

それぞれの要領案は、次のURLからダウンロードすることができます。
(測量成果電子納品要領(案)は、このサイトから国土地理院のサイトに行きます)
http://www.cals-ed.go.jp/index_denshi_sokuryo.htm


SXF Ver.3.1に対応した新たなOCF検定

2008年11月04日 | OCF検定認証

 建通新聞社の「こちら建設IT編集室」に、OCF検定事務局長の竹内幹男理事の寄稿が掲載されました。

次のURLになりますので見てください。
http://www.kentsu-it.jp/fukayomi/kiko/20081030/20081030.html


【建ブロの日】スポーツと私

2008年10月10日 | 日記・エッセイ・コラム

 毎月ぞろ目の日は、建設ブロガーの日ということで、共通のテーマで投稿している。

今日、10月10日のテーマは、「【建ブロの日】スポーツと私」です。

わたしにとって、スポーツといえばマラソンになります。
阪神淡路大震災の年に今でいうメタボ解消のために走り始め、今では年間に短い距離のレースも含めて25回程度はマラソン大会に参加しています。オリンピック選手などはフルマラソンを多くても年に2回ほどの参加でしょうが、わたしは年に5~6回は走ります。
さらに今年は、250kmというマラニック(マラソン・ピクニック)に参加し、47時間でゴールしました。

・・・と自慢話しはここまでにして、ここ数年に渡り、わたしが勉強をしているのが「スポーツボランティア」です。まだ馴染みがあまりない言葉かもしれませんが、スポーツには次の三つがあると言われています。

「するスポーツ」「見るスポーツ」そして「支えるスポーツ」です。
この「支えるスポーツ」をボランティアという側面からみてみると、このボランティアにも三大原則があります。それは、「自発性」「無償性」「公共性」です。最近は、「先駆性」と「継続性」も加わってきているようです。

わたしの勉強は、スポーツボランティア学会での座学と視覚障害者や知的障害者の伴走での実践ですが、座学のほうの集大成として仲間たちと執筆し書籍化したものが次の本です。

http://jog.asablo.jp/blog/2008/05/31/

ぜひ、一度、手にとって見てください。


2008年度更新セミナー

2008年10月09日 | SXF技術者検定試験

 2008年度更新セミナーを受講された方で、セミナー資料のダウンロードを希望する方は次のURLからダウンロードが可能です。

http://www.ocf.or.jp/sxf/kousinseminar_2008_dl.shtml

ダウンロード資料はPDFファイルで、パワーポイントからPDF化したもので、音声はありません。
また、更新セミナーでは時間の関係で説明できなかった内容も含まれています。

ダウンロードの際には、パスワードを確認します。
パスワードは、「受講修了証」の下段にパスワードとして記載されていますので、ここに書かれているパスワードを入力します。
正しいパスワードが入力されると、PDFファイルを開くことができます。


SXF技術者検定試験

2008年10月08日 | SXF技術者検定試験

 今年度のSXF技術者試験は、10月31日(金)までということで、あと3週間程になりました。

これから試験を受ける方も含めて、平成20年5月に公開された次の基準の改定内容を把握しておいてください。
・土木設計業務等の電子納品要領(案)
・工事完成図書の電子納品要領(案)
・CAD 製図基準(案)
・デジタル写真管理情報基準(案)

改定内容については、OCFのホームページに「電子納品要領・基準(平成20 年5 月)の主な改定事項の解説」として記載があります。

http://www.ocf.or.jp/sxf/pdf/SXFV31_080731.pdf


【建ブロの日】小さい秋みつけた

2008年09月09日 | 日記・エッセイ・コラム

毎月ぞろ目の日は、建設ブロガーの日ということで、共通のテーマで投稿している。

今日、8月8日のテーマは、「【建ブロの日】小さい秋みつけた」です。

季節的には、小さな秋が随所で感じられる今日この頃です。
そして、CALS、電子納品、SXFによるCAD図面、これらも小さな秋見つけたになりかけているのかもしれないと思う日があります。

企業であれ、商品であれ、理念であれ、ライフサイクルはあるものです。企業の創業期と同じように物事を創造し発展させる「春」、成長期に至る「夏」、そして惰性や新たな進展なしに陥る衰退期の「秋」、何も手を打たないと引力に引っ張られるように墜落してしまう「冬」、ここを乗り越えると再び上昇気流に乗り再生されることになります。

Cals

「図面データの標準化」(http://www.mlit.go.jp/tec/it/cals/press/prs990125_0.html)の報道発表があったのが、平成11年1月25日ですから、もうすぐ10年になります、確固たる成長期を迎えたのかどうか定かではないのですが、その「夏」を通り過ぎ、もしかしたら「小さな秋」に入りかけているのかもしれません。

「小さい秋みつけた」とならないよう願うばかりです。


SXFブラウザVer.3.11

2008年08月27日 | 電子納品

 SXFブラウザVer.3.11が公開されました。

SXFブラウザは、電子納品における図面の目視確認を支援するためのソフトウェアで、図面データを表示・印刷する機能はありますが、CADソフトのように作図や編集の機能はありません。
SXFブラウザVer.3.11の主な機能は、
1.SXFファイルの表示
2.図面の印刷(拡大縮小印刷も可能)
3.CAD製図基準(H16.6)チェック

また、Ver3.10からの主な変更箇所は、
1.チェック項目”フォントサイズ”の初期設定”
 CAD製図基準(H16.6)チェック機能における”フォントサイズ”のチェックに不具合があることを確認したため、チェック項目”フォントサイズ”の初期設定を”チェックなし”に変更した。

2.印刷の際の背景色
 表示モードの設定であるバックグランド色を「背景色」または、「黒色」に設定した場合の印刷において、 正しく印刷されない場合があることを確認したため、印刷の際には、バックグランド色を白色として印刷することを操作説明書に明記した。

3.利用にあたっての留意事項
 「フォントサイズのチェック」、「印刷に関する留意事項」を追加、「寸法線における矢印の表示」を変更した。

ダウンロード並びに詳細については次のURLをご覧ください。
http://www.cals-ed.go.jp/


SXF技術者

2008年08月22日 | SXF技術者検定試験

 OCFが主催する「SXF技術者検定試験」が行われています。http://www.ocf.or.jp/sxf/index.shtml

今年から試験制度が変わり、パソコンによる試験となりましたが、この制度変更により全国の主要都市で受験が可能になりました。

そして、このSXF技術者が今年大きくクローズアップされました。
それは、長野県の総合評価落札方式の評価項目の改正で、委託でも工事でも「電子納品に関する資格を有する者」という項が加わり、「SXF技術者」に評価点0.5が付くことです。
今後、その他の地域にも広がりがあるかもしれません。

そして、既にこの資格を持っていて今年が更新時期の方、同様の方式による更新が可能で、さらに、土木学会のCPDで1.5単位になります。

いずれも会場は規模が狭いため、実施期間の後半では、混み合うことが予想されますので早めの対応をお勧めします。


要領案改定に伴う意見募集

2008年08月21日 | 電子納品
 「地質・土質調査成果電子納品要領(案)」および「測量成果電子納品要領(案)」の改定に関する意見募集が行われています。
これらの要領案は、関連規格との整合化、国土交通省公共測量作業規程改正等への対応で改定されたとの記述があります。
 
「地質・土質調査成果電子納品要領(案)」では、改正JIS 規格への対応として、
「JIS A 0204 地質図-記号,色,模様,用語及び凡例表示」
制定JIS 規格として、
「JIS A 0205 ベクトル数値地質図-品質要求事項及び主題属性コード」
「JIS A 0206 地質図-工学地質図に用いる記号,色,模様,用語及び地層・岩体区分の表示とコード群」
具体的には、「地質平面図・地質断面図に用いる記号」「ボーリング交換用データの改定」で整合が図られています。
 
「測量成果電子納品要領(案)」では、設計での利用を考慮した測量成果電子納品方法の見直し(ファイルフォーマット、レイヤ構成)などがあります。
 
詳しくは、次のURLをご覧ください。