杏(からもも)
奈良の春日山の北を回って流れる佐保川と南を流れる
岩井川とが合流する地点にある町名。
「からもも」とは「唐桃」と書き、中国産桃の一種。
「あんず」と読まれる。
バラ科の落葉高木で、中国北部が原産地。
南北朝から見られる町名。
古くは「唐桃」とも書かれていた。
花を結ぶ植物名にちなむ地名は、「梅」「萩」「桜」などに
象徴されるように花そのものを指していることが多い。
なので、「杏」植えられていたと思われる。
この地は添上郡(そえかみぐん)の辰市郷のうちで、
辰市杏郷ともいった。現在の杏町のほぼ真ん中に
辰市(たついち)神社がある。
<「辰市(たついち)」の由来>
奈良・平安時代の折、辰の日に開かれていた市場が、
「辰の市」と呼ばれ賑わっていた。 『奈良の地名の由来を歩く』谷川彰英:著
辰市(たついち)は、私の父の故郷です。
小さい頃、線路を伝って駅から歩いてお墓へ行っていたこと、
そのときには必ず寄る家があったことでよく覚えていました。
父が亡くなったとき、手続きでこの地を調べるのに
なんとなく覚えているこの「辰市」で調べたのでした。
しかし、住所が全く違っていたんですね。
どおりで解らなかったわけです。
結局は、ここにはすでに書類は無く実家のあった所に
移していたようで、滞りなく手続きが済んだんですけどね。
マーちゃんと知り合ってからは、お墓へ車で行くようになった
ので、今はもう行き方を忘れてしまいました。
近道の線路伝い歩きって、田舎を良く知っているもので
なければ危なくてできないですよね。
今は随分変わってしまいましたねぇ。
「辰市神社」と「からもも」 懐かしい響きです。
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