リッキー・マーティン：ラテンの貴公子の「腰つき」

今回の話題は音楽というよりも「腰つき」です。

1999年の初夏のことである。最新のベスト１０と昔のベスト１０を紹介する「速報！歌の大辞テン」という番組で、吉川晃司が「腰の振りすぎで腰痛になった」と当時を語っていた。

と思っていたらその週末の衛星放送で確か「MTV Award」だったと思うが、そこでリッキー・マーティンのステージがあったが、リッキーは腰痛になった吉川晃司の３倍速ぐらいのスピードで腰を振っていた。

リッキー・マーティンはプエルトリコ出身のシンガーで、「ラテンの貴公子」と呼ばれている。1998年のフランスワールドカップのテーマソング「LA COPA DE LA VIDA」で有名になったが、その年は"Livin' La Vida Loca"が大ヒットする。週末には車の中でFMラジオをよく聞いていたが、その年の夏は週末ごとにこの曲を聞いていた。

この"Livin' La Vida Loca"は郷ひろみが「ゴールドフィンガー９９」という曲名でカバーした。サビの「あーちっち、あちっち」といえばお分かり頂けると思う。さすがに「腰つき」はカバーされていなかった。