おじさんの一言

昨今の世、何かと驚くことが多いが、ポスト団塊世代のおじさんの呟きを聞いて欲しい。

"何を言っているのか理解できない"

2014-07-24 20:03:55 | 日記
小保方氏のSTAP細胞問題で早稲田大学の博士号授与の
正当性が問題となり、3か月前から学位の審査委員会で
博士号授与について再度の審査がされてきた。

しかし、審査委員会の結論は論文中に26ヶ所もの問題点
を上げながら、小保方氏が不正に取得したとは言えない
と言う結論を出した。

何か良く判らない決定である。要するに論文の審査に
重大の欠陥や不備が無ければ、彼女に博士号の学位は
授与されなかったと認めつつ、本人が積極的に不正を
働いたわけではないので、取り消し要件に当たらない
と言っているわけである。

大学側のミスで本来、与えるべき学位でなかったが
与えてしまった。しかし、本人が積極的に不正を働いて
取得したのでないから学位の取り消しは出来ないという
ことか・・・。

なにか良く判らない論理である。さすがに名門早稲田の
教授陣は言うことからして違う。
しかし、こんなことを言っていると、早稲田大学の博士
号の学位は全く権威を失うことになるだろう。

小保方氏以外でもこの審査の重大な欠陥や不備をすり
抜けて博士号の学位を取得した方が多数いたとすれば、
早稲田大学の博士号の学位は日本はもとより、世界から
相手にされなくなるだろう。そのことの方が最も怖い
のである。

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