何の為の選挙?

安倍総理が衆議院を解散する意向を固めたようだ。
12月14日が投票日になるとのことだが、なぜこの
時期に解散、総選挙なのかイマイチわからない。

消費税増税後に景気も回復していないし、北朝鮮
の拉致問題ものらりくらりとして進んでいないし、
中国の漁船は日本の領海内で無法の略奪行為を繰り
返すし、少し前には小渕経産相の政治資金の不正
支出問題や松島法務大臣のうちわ問題等々、問題
続出である。

解散の理由は安倍内閣が約束していた消費税の8%
から10%への増税スケジュールが約束より1年以上
先になりそうなので、約束したことが守れなかった
ことに対して改めて現内閣に対する信を問うという
ことのようだが、消費税アップが先伸ばしになった
ことは逆に国民は喜んでいる。

なのに解散とはどういう理由? 小生は表向きの理由
はそうかもしれないが、本当は最近の失点続きで
少しずつ内閣支持率が落ちてきており、あまり低下
してしまわないうちに(まだ、勝てる見込みがある
うちに)解散、総選挙をしてリフレッシュをしよう
ということだと思っている。

選挙に勝てば、国民はやはり安倍内閣を支持してい
るではないかと開き直ることができる。
良くやる政治手法である。こんなことで景気が低迷
する中、貴重な血税が使われることに憤りを感じる
のは小生だけか。

　"あんまり舐めんなよ !"とぼやくことしか
　 出来ないのである。

　

間が抜けた速さ

リニア新幹線が一般の乗客を乗せて体験走行をした。
最高スピードは何と581km/hというから物凄い。

しかし、良く考えるとそんなに早いスピードで移動
する必要があるのだろうかと考える。

近くの景色を見るなどということはできないだろう。
(トンネルや溝のような軌道の中を走っているのだ
　から景色を楽しむ暇はないのかも知れないが・・。)

これを"間が抜けた速さ"と言うのではないか。

"間抜け"というと言葉は悪いが"アホ"と言う意味に
使うことが多いが、そうではなくて"時間的な間が
無い"という意味で"間抜け"なのである。

" 狭い日本そんなに急いで何処へ行く? "