おじさんの一言

昨今の世、何かと驚くことが多いが、ポスト団塊世代のおじさんの呟きを聞いて欲しい。

"価値観の相違"に目から鱗

2018-01-27 21:27:43 | 日記
最近、読んだ本で"ヒマラヤ大聖者の人生を変える瞑想"
という本がある。

ヒマラヤの秘境の地で修業を積み、ヒマラヤ大聖者と
なった相川圭子氏が書いた本である。

内容を少し難しいところもあるが、要するに「瞑想を行い、
欲望やエゴを無くして行くと、他人の言動に左右される
ことが無い自由で穏やかな人生が送れ、すべてのことが
良い方向に向かって行く」というような内容が書かれて
いるのであるが、2回読んだが、いまひとつ解らないとこ
ろがあった。

ただ、一つだけ"目から鱗"の発見があった。

それは、「人それぞれ価値観が違う。したがって自分の
価値観で他人の言動を判断し、不快感を覚えたり、怒った
りするのは自分の心を乱し、生きづらくなるだけである。」

ということである。

確かに日々の"通勤途中の路上やホームでの歩きスマホ"や
"歩道上での電動ママチャリの暴走"などイライラする事は
時々あるが、これを"価値観の相違"と考えると、あまり腹
が立たないから不思議である。

腹を立ててみたところで、相手はそれをマナー違反と思って
いないのであるから何の解決にもならない。

先日、ある私鉄駅の駅構内で若い男女の男性の方が、多分
歩きスマホで中年の男性とぶつかりそうになったのだろう、
その中年男性から大声で怒鳴られている場面に出くわした。

その若い男性はただキョトンとして聞くだけで、中年男性
が何を怒っているのか理解していないようだった。
その証拠に怒られて、別れた後、連れの女性に追いつき、
女性が何で怒られたのかの問に対して、「何を怒っている
のだろう?」などと話していたことでも良く分かった。

相手に対する非難は相手だけに向かわず、自分にも何らか
の影響(マイナス)となって帰ってくるということを考え、
小生も常に平穏な心を持ち続けたいものである。

コメント
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