おじさんの一言

昨今の世、何かと驚くことが多いが、ポスト団塊世代のおじさんの呟きを聞いて欲しい。

"間の大切さ"

2018-11-29 20:49:24 | 日記
"間"については、過去のブログでも書い
たことがある。

落語が好きで、寝る前に聞いていると自
然と眠ることができるのでとても良い。

何故かわからないが、言葉の抑揚が妙に
睡眠を誘うのである。

しかし、聞いていて感じるのはどの噺家
でも話の間合いがとても大切なように感
じるのである。

名師匠と言われた四代目・三遊亭圓生の
落語は聞いたことがないが、五代目も先
代譲りでなかなかうまい。

何がうまいかというと噺の節々で絶妙な
"間"をとるのである。

多分、四代目から受け継いだものだろうが、
この"間"のとり方が素晴らしい。

"あれ、どうしたのかな?"と思わせる間合
い、それだけで(笑)を誘う。
決して噺の筋を忘れた訳ではないのだろう
が、これが絶大な効果を生んでいるように
思う。

噺家によっては間合いを取らずに立て板に
水の如く話す噺家もいるが、あまり面白く
ない。なんか素人っぽく感じてしまうので
ある。

"考える時間が無い。従って場面を想像す
る事ができない。結果として面白くなく
なる。" ということだろう。

"間抜け"ということはこれからきたのかも
知れない。

忙しい時代だから、"間"が大切なのである。




コメント
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