Around 50 人生はアドベンチャー!

40代半ばにして再婚
妊活のおかげでベビーを授かりました。
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孤狼の血

2017-10-07 09:41:25 | 読書
(内容)
昭和六十三年、広島。
所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上のもとで、暴力団系列の金融会社社員が失踪した事件の捜査を担当することになった。
飢えた狼のごとく強引に違法行為を繰り返す大上のやり方に戸惑いながらも、日岡は仁義なき極道の男たちに挑んでいく。
やがて失踪事件をきっかけに暴力団同士の抗争が勃発。
衝突を食い止めるため、大上が思いも寄らない大胆な秘策を打ち出すが…。
正義とは何か、信じられるのは誰か。
日岡は本当の試練に立ち向かっていくー。


先週、会社で「アウトレイジ」が話題になり、その流れで「仁義なき戦い」の話になった。

その「仁義なき戦い」を何度も見た俺にとって、広島弁が懐かしく感じた作品。

時代背景は一昔前の広島県呉市。

ヤクザ目線ではなく、破天荒な刑事の部下目線で語られている。

読んでいて、めちゃくちゃ引き込まれてしまい、次から次へとページをめくりたくなる。

好き嫌いがはっきりしそうな内容やけど、俺は登場人物に共感が持てたから、めちゃくちゃ面白く思った。

柚月作品はこれで5作品目、どれもいい作品やったけど、今のところ本作がNo.1。

他の作品ももっと読んでみたいし、「仁義なき戦い」を久しぶりに見てみたい。



★★★★★

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