三十汁+α

いよいよ三十路のアタクシを、節度を保ちつつ、垂れ流していこうかな。
とか言ってるうちに、もう@年。

村上ラヂオ

2006-04-23 22:49:00 | 
 村上さんのエッセイは、非常に優しい感じがするね。
 温厚さがにじみ出ているというか。
 まぁ、ご本人はとれも正確温厚とはいえない、とおっしゃられてましたがね。

 個人的には、朝日堂よりこっちのが好みでした。
 恐らくan○n掲載ってことで、よりイイ感じに力が抜けていたのではないか、と勝手に邪推。
 
 印象に残っているのは、まぁどれもこれもなんですが、骨董屋奇談かなぁ。
 『口元は笑っているけど、目は笑っていない。そういう特殊なメッセージを含んだ笑い方のできる人が、古都京都にはまだ少なからず生息しているみたいだ。』
 というくだりが好きです。
 京都人特有の、と言われる厭らしさをこうも美しく表現できる人は、やはり村上さんをおいて他には居ないんではないだろうか。


最新の画像もっと見る