三十汁+α

いよいよ三十路のアタクシを、節度を保ちつつ、垂れ流していこうかな。
とか言ってるうちに、もう@年。

エミリー・ローズ

2006-03-16 17:13:18 | 映画
 一人で観ちゃった、レディース・ディ。しかもレイト。
 終電ギリギリでも観た甲斐があったわ。
 
 この映画に期待していたものは2つ。
 1つは圧倒的な力強さで引き込まれたい、という事。
 もう1つは、裁判メインだとイイなぁ、という事。
 ばっちり期待通り。

 ただ、この映画は信じている宗教によって、感じ方が違うのかもしれない。
 それ以上に、宗教に関わる機会の少ない人が観たら、どう感じるのかしら。
 私はある特定の宗教を信じているし、それゆえ多少なりとも宗教の事を学んできたので、非常に興味深く観る事ができたけれど。
 観てる間中、すごい色んな事考えてたもんね。


 ホラー的要素は比較的少なく、”悪魔”の描写も『各人の主観』に限定されている為、それほど興ざめもせず。
 裁判シーンと悪魔祓いのシーンの、静と動の対比も上手い。
 2度程デカい音でビクッってなったのは、ちと忌々しかったけど。ぷぷ

 エミリーのモデルになった人や映画を作った人達が、本当はどんな意図だったか分からないけど、私はこの映画は割と公平に作られていたんじゃないかと思います。
 悪魔の存在を信じるか否かの判断の余地が、見る側に残されているというか。
 女性弁護士を、悪魔の存在に懐疑的な人にしたことで、そうなったのかな。
 
 しかしまぁ、主役のあの女の子はスゴイな。
 あのギリギリ変な方向に捻じ曲がった体って、CGなしなんかな。
 悲鳴は別の音混ぜてんのかな?
 家畜が殺される時の声みたいでした。おぅ
 


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