三十汁+α

いよいよ三十路のアタクシを、節度を保ちつつ、垂れ流していこうかな。
とか言ってるうちに、もう@年。

武士の一分

2006-12-18 11:42:46 | 映画
 いやぁ、非常に良かった。
 エエモン観た、って感じ。
 かなり満足でございますよ。

 木村君、やるなー。
 彼は器用だけど、努力の人でもあると思うのです。勝手に。
 時代劇であることと方言であることで、まず木村君の特徴的な喋りがぐんと抑えられてます。
 さらに盲目ということで、目で演技できない分、全身に神経が行き届いてる感じ。
 っていうかやっぱ、才能ある人が才能ある人に使われる(言葉は悪いけど)と、ここまでのものが出せるって事なのかしら。

 個人的には徳平がイイ感じでした。
 飄々としてて緩衝材のような。
 あの時代の身分の違いっていうのとかも、自然に「あぁこうなのかな」と思わせる。
 
 檀れいさんのカヨが美しいのは、言うまでもなく。

 非常に優しくて丁寧で、心温まる映画でした。
 何度も涙したヨ。