ギャー、えらいこっちゃ！

新居にもようやくなじみ始めたこの頃、油断大敵とはよく言ったもので・・・・。

今日は花冷えっちゅーか、日が落ちるといきなり寒くなってきたので、寝室にストーブを入れて、そこでこちょこちょ雑用をしていました。
ちなみに引っ越して１ケ月以上経過した現在も、荷解きのできていない荷物があったりして、早く片付けろよ状態なのですが、ＧＷになんとか片付けようとか、のんきに考えていました。
いつにも増して寒い気がしたので、ここに来て初めて寝室のドアを閉めることにしたのです。
２時間後、そろそろ寝ようと思ってドアを押したら・・・・

　　　あ　か　な　い

エッ？エッ？え゛え゛～～～ッ！？なんで？？？？
ドアがびくともしないのです。
ハッキリ言ってワケわかんない状態のにゃんこ、力づくで押し続けましたがダメ。

にゃんこ家は築30年以上の古い団地なので、襖と襖で作ったドアだけだったのが幸いしました。10分ほどの格闘の後、上の方が撓ることに気づいたので、ギリギリぐいーーーーーっとこじ開け、顔半分出して外を見ると・・・・ガーーーン！！！

　　　うまい具合に
　　　ちと小さめの姿見鏡が
　　　突　っ　張　り　に　　　　　なってました。

うぎゃーーー、出られん！
ドアの下の方に腕が入れば鏡を撤去できるんだけど、隙間がまったく開きません。

　　　ここで暫し逡巡・・・・・

５分後、開かないドアの前にベッド、テーブル、椅子等、寝室にあるもの全部を結集させて踏み台にし、撓って隙間のある上部からの脱出を敢行しました。

まず右肩を入れ、
背中をこじ入れ、
頭を無理矢理通し、
左肩を滑らせ、
腰まで出た！
ううっ、でかすぎる尻が苦戦中、ズボ！！
つられて右足がなんとか出る、
柱にしがみつき、コケない体勢を頑張り、
最後左足を苦戦しながら出し、

ようやく全身がドアの向こう側に出ました。
左足を出すときなんて、力士の股割りか、浅田真央か！くらい開脚しなくちゃならなくて、身体が小さい上に硬いにゃんこは非常に苦労しましたが、なんとか全部出ました。
急いで姿見を他の場所に移し（多分引越当日にドアの前に置いたきり、存在すら忘れていました）、ドアが無事開きました。
いつもより寒い夜なのに、思い切りエキサイトして汗べっちょり。
お風呂に入ると、またまたギャーーー！！！
肩から腕から背中から、足に至るまで大きな真っ黒い痣がベットリと・・・・とほほ～。

明日会社行くの、辛いな～。
ってか、ＧＷの日帰り温泉、どうしよう・・・・。これじゃ～ヌギヌギできませんｗ
って見せるほどのシロモノじゃないですが、それでも超格好悪いｗ
なんて考えつつ、さっきベッドに入ったら、今度は痛くて寝ていられず、こうしてリポートしてみた次第です。
・・・・引越荷物を完全に片付けていなかったバツですね、きっと。

　　　　おそまつ！

嵐を呼ぶアッパレ！戦国大合戦

・・・・何度見ても泣きます、この映画。
アニメなんです、クレヨンしんちゃんなんです、けど！
切ないんですよね、すごいすごい切ない映画で、初めはゲラゲラ笑っていたけど、ラストに近づくにつれ、マジ号泣。（笑）
テレビではＰＴＡが有害視するくらい困ったちゃんのしんちゃんが、本当はすごくいい子なことがわかる終盤も泣けます。
他の映画をＴＶ放映するときに多少見逃しても流せるにゃんこですが、この映画だけはじっくりじっくり観ます。
で、先日とうとうＤＶＤ買ってしまいました！
到着してすぐに観て、また号泣。
普段のにゃんこも並の下ですが、号泣している時は更に、これでもか！レベルのブチャイク顔になってしまいます。
こんなと時にご近所さんや宅配のお兄さんが来るとエラいことなんです。
なのに、ＤＶＤが到着した日、自分で時間指定していたのに、コロリと忘れて、そんなボロボロの顔を晒すことになり、深く落ち込むにゃんこ。
・・・・勿論ドン引きされましたとも・・・・。うわーん（涙）

ショックな出来事

引越しが完了したので、毎日電車通勤に切り替わりました。
今までより15分早い電車に乗れるので、割合空いていますが、それでも「ぎゅう」くらい。（ぎゅうぎゅうに比べて）
毎度ながらにゃんこは杖常用なので、当然車内でも杖利用です。
特に電車は揺れるので、杖を立てる位置が非常に重要。それでも最大限「人様の邪魔にならないよう」立てているのですが・・・・
今朝、いつものように杖を立てていると、いきなり駆け込み乗車してきた兄チャンに杖を蹴られました。「すみません、蹴らないで下さい」というと、蹴った兄チャン、「自分の体の近くに置いとけよ！できなかったら杖なんかつくなよ！」

・・・・ショックと同時に怒りが沸々。

この兄チャンの足を今すぐヘシ折って、にゃんこと同じ状態にして体験させてやりたいわ！！！　という怒りが90度近い角度に達する程の勢いでギャーーーン！！！と上がりました。所詮健常者には障害のある人の事情などわからないとはいえ、これは酷いのなんの。車内で、「ぎゅう」とは言え、別ににゃんこに密着しなくても立てる余裕かせあるのに、この言い草。揺れる車内でギリギリ立ってるのに、杖つくな！って一体何様？
今また怒りが沸いてきたけど、その瞬間は体勢を立て直すことに必死で、呆然ともしてしまったので、言葉がでなくて。

悔しい！
と思った直後、にゃんこの後にいた男性が言いました。「おまえがどけや、おまえの二本の足は元気なんやろが！」　予想外のところからの怒声に兄チャン、絶句。
「おまえの足もこのネェチャン（わ、オバチャンでなくネェチャンでよかった！）と同じ状態にしたろか！！！　それから今の暴言派吐いてみろや！」

すごくありがたかったです。
男性はそんなにガタイのいい方ではなかったですが、それでも強い調子で兄チャンを叱咤してくれました。ありがたいけどイマドキのことだから、なにかあったら申し訳ない。そんな気持ちでいっぱいになりました。
にゃんこは２駅目で降りたので、一応お礼は言ったのですが、きちんとお礼できなくて、申し訳ない気持ちです。

にしても、やっぱり世間はいい人もいれば、心無いひともたくさんいます。
今日の出来事で、なんだか電車通勤が苦痛になってしまいました。
こんな風に考える「働く」障害持ち、結構いるんじゃないかなぁ、とも。
次に兄チャンに会ったりしたら、今度は強気で言いたいです。

どこまで気が強いんだ、にゃんこ。