にゃんこ徒然草

にゃんこ周りの出来事を綴ります
☆ねこ★交通事故体験☆ラプもの★など☆

三寒四温

2008年03月30日 | ぬこぬこ
一日雨だったので、家の中で退屈そうな猫ズ。
長男次男はもう大人であまり動きたがらないし、三男は外よりお家が大好きなので、末ッ子のな~だけ連れて廊下に出て見ました。
にゃんこの住みかの敷地内には桜が6、7本植えられているんだけど、そろそろ7分咲きになっていました。毎日逆方向に出かけるから全然気が付かなかった。きれいだぁ。
三寒四温で桜はどんどん開花していく、春だなぁ、などと思いつつ、ふと家の中を振りかえって見ると・・・・三寒四温でうちの中は毛玉オンパレード。
春になると猫ズの冬毛(アンダーコート)が毛玉になって部屋中に舞うのです。
でも聞くところによると、飼い猫って年中快適な暮らしをしているから、季節関係なく毛(アンダーコート)が生え変わるらしいです。にゃんこ家は春だけだから、もしかしてにゃんこ家は「野生の王国」(ふ、古い~)なのか? クーラーがない、とか、エアコンがないことが自然に近い状態なのかしら??? これが猫ズにとっていいことなのかどーなのか、は置いといて、よそのセレブ猫と違って、親孝行なうちの猫ズに暫し感涙。(笑)
「ありがと~♪」って腹毛にモフモフしたら、思いっきりイヤな顔されました。とほほ。

現場検証

2008年03月29日 | 交通事故
保険屋さんの提出してきた書類により、轢いた人の一方的な意見のみで検分書が作成されている事が発覚、驚くやらなんやら、で、ポカン!としてしまいました。
こういう事故の検分書が加害者被害者どちらか一方の意見さえあれば、検分日から30日後には正式なものとして確定するんだということを初めて知りました。
つまり、異議がある場合は30日以内に申し立てろ、ということ。なんたるお役所気質なんでしょうか。横着すぎです。
車同士の事故なら、加害者も被害者も同じく怪我をしているだろうから、なんとなくそれでも納得できますが、これ、にゃんこみたいに自転車や歩行者相手の場合はアカンのとちゃう?と単純に思いました。
だって、自動車より自転車や歩行者は弱者だし、自動車にぶつかられたら酷いケガをするのは当然弱者側じゃないですか。もし、大怪我をしたり意識不明になったり、ともすれば死亡した場合はどうなるの? 加害者の一方的な言い分が裁判でも正しい見解として出されて、被害者や遺族が闘うことになるんですよ、絶対不利に決まってじゃないですか。
警察から出て来たというにゃんこの事故に関する検分書もそうでした。事故当日意識もしっかりしていたにゃんこに何一つ聞くことなく、轢いた人の言い分だけで作成された文書、しかも停止しなかったとか、転倒したとか、あり得ないことがこれでもか、と言うくらい書かれていました。も~う許せない、プンスカ。
これを覆す為に、弁護士さんたちと事故現場に出向き、独自の実況検分を行うことになりました。
あらゆる角度から写真を撮り、その寸法を測り、さながら警察よりもカッコよかった先生方。本当に頼もしく感じました。
これが次回の期日で活用されるそうです。
申し訳なかったのは、結構人通りも多い道なので、みんながジロジロ見る中、先生方に現場検証をさせたことですね。
「・・・・いい加減な検分書やなぁ」
弁護士さんのこの言葉に、ほんの少しの光明を感じたにゃんこなのでした。
それにしても、警察の検分書がいい加減、なんて、恐ろしい話ですね。

バカは大罪

2008年03月21日 | つれづれ
にゃんこが昔仕事していたちっこい会社の話。
当時の業績は上向きではあったけど、それは商品が「いいもの」だからであって、それから従業員が頑張ってるからであって、決して経営者の人徳なんやらではない。しかし「彼」は自分一人が頑張っていて、従業員は誰も頑張ってないと言う、かなーり脳味噌に何かが湧いている人でした。
まず、動かない。営業をひとりで担っているはずの経営者が事務所から一歩も出ない。
「罰金」「クビ」が口癖、病気をした人のことを「アタマおかしい」と発言する等のモラハラ(パワハラ)男、気分で指示の内容が違う、皆が手を離せない状態であっても電話も出ない。自分の机回りの掃除から、お茶入れ・片付けまで、全部他人任せだった。クレーム対応も全て他人任せ。要するに自分が面倒に感じることは全て他人に丸投げするような人。
そんなだから人がついてくるワケもなく、早い人で3日、長くても半年で人が入れ替わるんですよね。自分の振るまいのせいで人が辞めていく(=逃げる)ということを全く理解できない。いや~、イキナリ来なくなったら、普通は「なんで?」と思うだろうに、「迷惑かけられた!」つまり自分が気分を害されたら怒るんだな。従業員が社内で怪我しても、病気になっても労わりの言葉すらかけないのに、自分がちょっと風邪気味だと、いかにも「労われよ!オーラ」を出すんでウザい感じでした。
にゃんこもエラい会社に入ってしまったと後悔したけど、もともと楽天的なので、そんな状況をある意味愉しんでウォッチしているところがあったりしたので、暫く観察してました。
「こりゃダメだ」という決定打は「残業代を出すかどうかはオレが決めること!」「辞めるヤツに給料は一円も出さない!」などの労働法完全無視の発言でした。パワハラくらいならスルーできても、これがもし退職すると決めた我が身に降りかかることを考えたら限りなくヤバい、と思って、にゃんこも早々にトンズラしましたよ。
にゃんこトンズラ(ちゃんと2週間前に辞意を示して辞めてますよw)後、会社は従業員が皆「飛んで」エラい騒ぎになったらしいです。(・・・って言っても、残ったのは経営者ひとりなのでひとりで大騒ぎ、なんですけどねw)
更に追い討ちをかけるように、辞めた人たちの訴えで労働法違反でエラい目に遭ったそう。
ま、自業自得だし、情けをかける気もさらさらないですが、法律を守って、従業員のことを大切にするっていうことは、経営者にとってなによりも大切な生命線なんだなぁ、と実感させられた経験でした。
ただ、今まで犠牲(上手い言い方が思い浮かびません)になった沢山の声なき従業員の人たちのことを考えると、生活を脅かされたワケだし、経営者が無知というか、バカってことはとことん罪なことだなぁ、と実感します。
幸い今のところ、あの経営者ほどのバカな経営者には未だ巡り会っていません。巡り会いたいとも思わないけど。