初診で脱力

紹介されたＯＫ病院は小さい時からよくお世話になっているので、不安感はないけど、いつもいつもすーーーーーーーーっごく待たされて診察はチョイチョイなので、それだけが不安ってか不満でした。
指定された時間の20分前に到着、待合いのソファに座って10分もたたないうちに、名前を呼ばれました。
「にゃんこさ～ん、中待合いでお待ちくださ～い」
早ッ！　中待合いに座って落ちつく暇も与えられず、先生からお呼びが。
「にゃんこさ～ん、診察室へ入ってくださ～い」
おずおずと中へ入ると、名医と名指される本人が当然のことながら座ってました。第一印象、「医者っぽくないな～（先生、ゴメン）」、近所のきさくなオニイチャンって感じ。
今までかかっていたＡ病院の先生と違って、にゃんこの話をきちんと聞いてくれるし、明瞭な説明をしてくれるので好感度がグググーーーーンとアップ。
「聞いてると思うけど、半月板が断裂してますね。痛い？」
「痛さに波があって、キーーーって痛みから、ああ痛い・・・くらいまでいろいろ来ます」
「にゃんこさんの場合、膝のナイソクなんだけど、ここってね、血管が通ってないので一生治らない箇所なんですよ、なので痛くてどうしようもなかったら切るしかないけど」
「はぁ、手術ですか？」
「でも、切らずに痛みを軽減する方法がないこともないんで、そっちから試してみましょうか？　それでもダメだったら手術ってことにして。靴のね、中敷きみたいなクッションを造りますから、ちよっと外出待っててもらえるかな？」
「はい～」

中敷きってなんだ？？？？　クッション？？？？　待合いのソファに座りながらも頭の中に「？」マークの行進。
しばらくすると、さっきとは別のドアから名前を呼ばれました。中に入ると、事務机と椅子が2個、そのまわりをカーテンで囲めるようになっています。
「ソクテイバンっていうのを造るんですよ」
と言いながら、名刺を下さる技師さん。
「これなんですけどね」
と示されたのは、丁度靴の土踏まずからかかとにかけての形をした、靴に入れる“インソール”でした。しかも靴に入れて使うこともできるし、別添のベルトとマジックテープで留めて足に直接つけることもできる優れもの。
足型を取るために、スポンジみたいなヤツに足型をつけました。この形状を記憶するスポンジみたいなのが、砂を固形にしたような、軽石を柔らかくしたような、とにかくえもいわれぬ感触のシロモノでした。この時、自分の足が外に傾いていることも発見・・・！（おお！）

出来あがりは10日後の予定。

初バトル

保険屋さんから久しぶりに電話がありました。
最初から思っていたことだけど、すごーーーーくカンジの悪い人。
一昨日、転院することを連絡して、治療費の直接請求ができるのかどうか確認するようお願いしていたお返事の連絡だったんですが、ま、ＯＫ病院は現金払いとのことで、仮渡を請求したのです。
「はぁ～？　なんですかそれ？」
「いろいろ調べたんですけど、仮渡、●●円、出ますよね？」「でませんよ～」「でも出るってきいてます」「どこで聞いたんですか、そんなバカなこと」
「一度ウチに説明に来て下さい」「示談の際には行きます、今は行きません」
なんてやりとり20分くらい。
こちらが素人だと思ってでしょう、完全にバカにされているようなので、すぐさま担当を替えてもらうことにしたのですが、
「あなたでは話にならないので、担当を替えてもらいます」「どうぞご勝手に～（フ～ンだ！って口調）」

今どき、こんな口のききかたをする保険屋さんもいます。もうムカムカしっぱなしでした。
保険屋さんには保険の知識も必要ですが、やっぱり喋り方や言葉遣いを勉強していないと被害者を怒らせてまとまる話もまとまらなくなる、と思います。この担当者個人から慰謝料取ったろか！と思うくらいハラ立ったんですよ。それまでは早く解決したい、って思っていましたが、こいつが担当なら絶対ハンコ押さない！って強く思いましたもん。

結果、翌日新しい担当さんが家まで来てくださいました。１人目の担当の上司ということでかなり警戒してましたが、とてもいい方でホッとしました。

ぶへー、病名決定！

今週は月曜日から仕事再開、でも通勤だけでクタクタになって全然仕事になら～ん！（涙）
月初の忙しい時に休んでしまったんで、非常に肩身が狭い・・・とほほ～。

仕事再開２日目というのに、半休を取って先週水曜日に検査したＭＲＩの結果を訊きにＡ病院へ。
そう言えば、保険会社から連絡ないな～、事故日に「私が担当です」って連絡あったきり。治療費は保険で出ますって言ってたけど・・・。ま、いいか・・・。

開口一番
「半月板が割れてるね」
えっ?!　はんげつばんってナニ？？？
先生はＭＲＩのフィルムの一部を指さしてもう一度
「ここね、ここなんだけど、三角形になってるでしょ、ここに白い傷がついてるでしょ、これが半月板の傷です」
ほほ～・・・・って呑気に相槌うってる場合ではアリマセン！　膝内側にくっきりついている傷、こりゃ痛いはずだよ～
「それでねぇ」
「はぁ」
「ウチではコレ以上治療できないから、ＯＫ病院紹介するんでそっち行ってくれる？」
「は？？？」
「膝専門の先生がいるから、そこで手術するか診てもらった方がいいから」
「そんなにややこしいとこなんですか？」
「いや、僕は膝は専門じゃないんで。この部分はね、ちょっと傷の位置がズレだだけで大事にもなるし、なんともないこともあるから。でもここだと多分手術することになるかな～」
！！！！　しゅ、手術？？？？　小さい時からエグい怪我（コケた拍子に足がバックリ割れて身が皮一枚でぶら下がってたり、とかのレベルなので本当にエグい）は幾度となくしているけれど、人為的に、本格的にいじられるのは初めてなだけに、かなりのショックを受けました。
ビビらされるだけビビらされて、ＯＫ病院の紹介状とＭＲＩのフィルムを持たされ、午後会社へ向かいました。紹介状と一緒に診察日の予約をしてくれたのですが、な、な～んと、10日も先でした。

今日も会社に辿りつくだけでヘロヘロ、仕事にならず、帰宅してからインターネットの検索をしまくりました。「半月板」「半月板手術」「半月板損傷」「半月板断裂」・・・・
得た結果。
この手術は大したことない（みたい）！！！　自身を鼓舞する意味もこもっていたと思うけど、とにかく、日帰りの人もいるんだから、大したことない（に違いない）！！！
・・・大丈夫だよぅ。

初体験、ＭＲＩ！

撮影は夕方だったので、ゆっくりおでかけ。
受付を済ませてＭＲＩ室前のソファで待つこと暫し。
妙にバタバタしている院内、聞けば急患だって。救急病院だもんね、仕方ないかな～。とか思っているといきなり目前をストレッチャーが駆けて行きました。おお、生救急救命24時！

予約時間より少し遅れてＭＲＩ撮影開始。
機器はＣＴより少し大きめ。ＣＴは頭打ったりして何度か経験アリだけど、ＭＲＩに関してはまったくの初体験。ちょっとワクワク～♪身体につけた金属類（アクセサリーとか）は全て外して、横になりました。
技師さんより説明。
「動作音がかなり大きいですが、心配ありませんので。もしうるさいと思ったらこれを使って下さい」
とヘッドフォンを手渡されました。微かに洩れた音で音楽が鳴っていることがわかります。
せっかくだから使わせてもらおう、と耳に当てると・・・・全然興味のないＢＯＡの曲でした・・・萎え～・・・。
音楽の向こう側で旋盤工場のような、カンカン、ウィーン、と言った音が断続的に鳴りつづけること20分余り、いつのまにか寝てしまっていて、技師さんに起こされて飛び起きました。（笑）
どこででも寝るな～と自分に感心しながら、帰路につきました。

結果は来週頭の予定。

週明け、ヤバくない？

土日は病院もお休みなので、週明けの月曜日、Ａ病院へ。
お休みの間、内出血がエグさを増してきたけれど、腫れがずいぶん引いてきました。股関節もこむら返りっぽくて鈍い痛みがあるけど、徐々に痛いのがマシになっている感じ。
しか～し！　膝痛いよ～膝が～膝が～（涙）
見れば膝周辺がポッコリ腫れてプニプニしています。

膝の曲げ伸ばしをできないことや、足を上下させると痛いこともあって、電車ならひと駅（最寄の駅は超高架のため、延々と階段が続くのですごく辛い）のところ、大回りしてバスを乗り継いでＡ病院へ。元気なら15分程度で到着するのに、１時間近くかかってしまいました。
今日の先生は関節関係に強い先生だとのこと、期待していいかも！

診察の時、膝の痛みを訴える。やっぱり足をグルグル回して触診、痛みの走り方をきいて先生、
「ＭＲＩ撮ろう、軟骨や半月板が損傷している可能性があるから。水も随分溜まってるねぇ」
ひー、やっぱり！　不安的中、捻挫なんかじゃなかったんだ・・・

でもＭＲＩってＸ線ほどすぐに撮ってくれないんです、２日後の夕方の予約が取れ、今の段階では治療のしようがないからと再び湿布・痛み止め・解熱剤をもらって帰宅。

帰りに25センチくらいの高さの椅子を購入しました。
家は畳生活なのですが、地面にぺったり座ってしまうとなかなか立てないのです。低めでも椅子に座ると立ち座りがすごくラクになりました。膝が90度余りに曲げられるくらいの高さがベターのようです。
足、短くてよかったよ・・・長かったら合う椅子がなかったかも。

溜まった水を追い出す為、ひたすらシップ（打撲部）とアイシング（膝）。
・・・いつから仕事に復帰できるかなぁ、という不安が頭を過りました。

翌日のビックリ

朝、起きてみると、な、なんと！！！
・・・足が２倍以上に腫れてました。その上足がカクカクして歩けない！
慌てて杖を購入、Ａ病院へ。

くるくると足を回す先生。
「股関節も痛いけど、今朝から膝が痛いんです、立っても曲げ伸ばしも痛いんですけど・・・」
「ん～、捻挫のせいやろな、すぐ腫れは引くから心配せんでよい」
・・・ほ、ほんまかいな、こんなに痛いのに？？？　全治10日って・・・信じていいのか？
不安な顔のにゃんこを見て先生
「それじゃレントゲンだけ撮っとこうか？」
た、たのむ、そのくらいはして欲しいよ・・・で、結果は？
「骨には異常ないし、大丈夫、大丈夫」

ここまで言われては何も言えません、湿布と痛み止め・解熱剤を貰ってトボトボと帰宅するにゃんこ。
家に帰ってもぼーーーーとしてしまい、何も手につかず、ゴロゴロしてしまう。

仕事は来週一杯までお休みすることになったけど、すごくイヤそうで、余計にあぅううう～状態になってしまいました。とほほ。

2005年２月木曜日、事故遭遇

いつもの時間、いつもの場所で、いきなり車に轢かれてしまいました。
自転車でＴ字路に差しかかった所、右手に自動車を認めたので一旦停止・・・向こうも停車して、運転手さんと目が合ったので「あ、先に通してくれるんだ！」とペダルを踏みこんだその直後、ぅぉぉおお～、車がこっちに向かって左折してきたのでした。
まだ進んでなかったので、自転車はすぐに停車、でも車は急に止まれない～、にゃんこの右足を後方へ捻りながら１メートル半くらい進んでしまったのでした。

「なにすんだぁよぉ！！！」
あう、お下劣な言葉を吐くにゃんこ。
運転手さんもオロオロしちゃって、固まっちゃってるし、とにかくにゃんこも頭の中がパニクっちゃって、収拾つかない状態になること数十秒・・・。
とりあえずおまわりさんを呼ぶことに。
歩いて３分ほどのところにある交番なのに、５分以上かかっておまわりさん到着、にゃんこと運転手さんの事情聴取が始まりました。
そのうち車に乗ったおまわりさんまでやってきて、現場検証ってヤツですか、始まった。ついでに運転手さんの会社の人も何人か来て、狭い道路はワヤワヤ状態に。

30分ほどでおまわりさんのお仕事が全部終わったので、運転手さんの車で近くの救急病院Ａへ。
にゃんこはなんとか歩けるけど、どこが痛いのか全然わかんない状態。股関節も痛いし、右足は全部痛いけど痛くない、複雑な状態に。

診察結果は、「股関節の捻挫」と「右足の打撲と捻挫」「全治10日」・・・・ほんまかいな？　なんか違うみたいな痛さだけど・・・・と思いつつ、診断書を持って今度は所轄のケーサツ署へ出向きました。

ケーサツ署、禁煙にしないとダメだな～、壁っちゅー壁が黄色か茶色なんだもん。ただでさえ古いのに、余計汚いよ・・・（^^;）ここでにゃんこと運転手さんと一人ずつ、改めて事情聴取されました。
刑事ドラマと違って、カッコいい人は全然いませんでした。あと、漢字とか勉強しておいて欲しいな、って思いました。書類が誤字脱字で汚くなっちゃってて、悲しい・・・。
こっちからこうで、ここでこうなった、っていうのをひと通り説明したら、「あなたは悪いと思いますか？」って訊かれたから、「思ってませんけど？」と答えると、「自転車で一歩でも動いたら、過失が発生するんだよ、もっと右手に気をつけていたら事故に遭わなかったでしょ？」とか説教されちゃって、う゛～ん・・・って考えているうちに「１：９だね」って言われちゃった。右手にはちゃんと気をつけてたのにな～、譲ってくれると思ったのにな～って納得いかないうちに「はい、これでオシマイです、お疲れさん！」って締められちゃって、にゃんこの過失は１割ってことになってしまいました。
にゃんこは車に乗らないので、よくわかんなくて、でもこんなもんなのかな？

運転手さんの事情聴取が終わった後、自宅まで送ってもらいました。自転車もあとから到着、運転者さんの上司さんにまで謝ってもらって・・・・申し訳ない気持ちになってしまいました。揚句に菓子折まで頂いてしまって・・・恐縮してしまいました。

家に帰ると、２時間位前に貼ったばかりの湿布がもうカラカラ！慌てて貼替えたりしてるうちに今度は熱が出てきてそのままダウン・・・。捻挫なのに、なんでこんなにしんどいんだろ、って思いつつ、眠りに落ちたのでした。

さいきんのこと

最近、仕事やバイトが忙しい、というのもあるんですが、にゃんこってばかなり「でれれん」と生きている気がします。
こんなことではいかーん、と気合は入れてみても・・・10分後には更にのったプリンのように「でれれん」としてしまうのでした。
最近のにゃんこはってゆーと、毎日朝７時出勤、帰宅は日付が変わるギリギリ、と売れっ子タレントさんのようなスケジュールです。
なので余計、油断すると「でれれん」状態になるのかもですね。
とりあえず、トシかな？
最近すごく疲れやすいです・・・。はぁ・・・。（笑）