にゃんこ徒然草

にゃんこ周りの出来事を綴ります
☆ねこ★交通事故体験☆ラプもの★など☆

和解成立

2008年11月10日 | 交通事故
このところすごく忙しくしていたので、今日が期日だということをすっかり忘れていました。
かなり遅いランチをしていると、弁護士先生から連絡がありました。
「にゃんこさん、先方が和解に同意しましたよ」
んー、この瞬間って本当に感無量でした。
事故から3年、闘う決意から1年半以上、いやはや本当に長かったです。
そもそも事故の当事者(轢いた人)に対しての怒りとか憤りなんてほとんどなかったし。(3年も経てば怪我の具合が悪い時以外は忘れているくらい)
保険屋さんの相次ぐ納得いかない対応に腹が立ったことが原因で起こした訴訟だったので、当の保険屋さんが折れれば万事オーケー、結果として納得です。

保険屋さんはどんな小さな事故でも、被害者は被害に遭って苦しんでいる、ということを理解して対応してほしいですね。
にゃんこの場合、ノロノロ運転(どうしたらそんなにノロノロ走れるのか、と感心されるくらい遅いらしいです)のチャリだから転倒もせず、大した怪我にも至らなかったけど、これが高校生の猛スピードチャリだったら? 取り返しのつかない大事故になっていたかも知れません。場合によっては怪我だけで済まないことだってあるんです。
にゃんこの1人目の担当は、最初の診断で「捻挫・打撲」と出たとたん、上から目線で電話を掛けてきました。しばらくしてもっと大けがだということが判明した時も電話はなく、こちらから掛けても労わりの言葉もなく、お金お金お金領収書領収書領収書・・・・。アレはないと思うんです。本当に立腹しましたよ。にゃんこは向こう気が強いので、ギャンギャン言って担当を替えてもらいましたけど。
2人目の担当さんは本当によくしてくれたんですが、最後まで担当してもらうことなく転勤してしまいました。少し偉い人だったので、よくしてもらえたのかも知れません。
3人目は最後の最後まで、電話の1本もくれないままでした。担当になりました電話もなかったんですよ。サラリーマンとしてコレどうかと思う。(笑)
これが世間でいう放置プレイですか?(笑)
「無言で」事務的な書類を一方的に送りつけてきて、こちらから「●●の書類の●●がわからないので連絡ください」「この●●の算出根拠を教えてください」等々、丁寧にFAXで再三お願いしたこともすべて握りつぶし(無視?)、電話を掛けてもつないでもらえなくて(居留守っぽい)、本当、精神的にも参りました。あのまま弁護士先生に相談していなかったら、病気になるところでした。あぶないあぶないw
「担当」した自分の被害者に対する態度が、被害者の加害者に対する心証に影響することを心してほしいと思います。もっと誠意ある対応をしてもらっていたら、にゃんこだってこんなに怒らなかったと思いますもん。
抱えてる案件がイッパイイッパイ? そんなの、保険屋さんだけじゃない、どこのどんな業種・職種だって一緒だっての! 暇で暇で、でも儲かって儲かってもーどうしよう(嬉々)なんて会社、どこ探してもないっての! それは言い訳にならないことも承知してほしいです。世の中そんなに甘くないよ!

閑話休題。
和解金は1か月以内に保険屋さんから弁護士先生の預かり口座に一旦振込まれ、そこから弁護士先生や事務諸々の経費・実費を差し引いた額が改めてにゃんこ口座に振込まれる形です。
あと少し、お世話になる(丸投げに近くてスンマセン)ことになりそうです。

保津川下り

2008年11月01日 | お出かけ
何年かぶりで行って来ました。
これは京都の亀岡から嵐山まで、保津川を16km下るもので、昔からの名物です。
前回の川下りは台風の翌々日くらいで、驚くほどの急流、アッという間に終了、とスリル満点でしたが、今回は流れも緩やか、2時間近くかけての川下りとなりました。
船頭さんたちも楽しいメンツで、ユルユルと下る間も退屈知らず。
前回はどこもここも早くに通過するので(所要時間も半分くらいでした)、落ちつかなかったけど、本当にノンビリ過ごしました。
愛宕山をくるりと回りこむように下っていくのですが、まだ紅葉は始まりかけたばかりなので、青々とした山肌を眺めつつです。
自然いっぱいで、白や黒の鷺が水辺に佇んでいたり、野鳥たちも様々飛び交う中を通るので、清清しい気持ちになります。
途中、野生の鹿の親子が水を飲んでいる現場に遭遇、こんなことは珍しいそうです。
穏やかな流れなので、水底まで見通せるんです。しかも浅い。
でも船は難なく通って行くんですよね、船頭さんが水の中へ、両側の岩へと竿を差して方向を微調整しているおかげです。すごいなぁ~。
漕ぎ手さんは5分も立たない内に汗だく。冗談ぽく1回下ると1キロ減ります、って言ってたけど、マジそのくらいはしそうな感じ。
3人の船頭さんが順番に持ち場を交代するんだけど、するすると船べりを通って前に後ろに行くのにはみんなビックリでした。
途中、トロッコ列車と遭遇したり、ピクニックに来ている人に手を振ったりして、楽しかったです。
ようやく渡月橋が見えると、この川下りもおしまい。
新たな気持ちで愉しめた、初めて乗った気分になれた、充実した船旅(?)でした。