にゃんこ徒然草

にゃんこ周りの出来事を綴ります
☆ねこ★交通事故体験☆ラプもの★など☆

JR福知山線事故から1年

2006年04月25日 | つれづれ
事故の起こるちょっと前、にゃんこの友人で、大手企業であるJR西日本に就職したのに、何故かほどなく辞めた人がいました。
その当時は特に理由も聞かなかったんだけど、最近になって「あの事故から1年だね」って話から、友人が辞めた経緯について少し聞く機会がありました。
実は友人は正職員ではなく契約社員としての入社だったそうです。時給800円~1000円くらいの、にゃんこからしてみれば「安月給」なのに、それでも本人は以前から鉄道関係の仕事に就くことを希望していたから、それでもよかったのでしょう。仕事は駅業務で、勿論夜勤もあったそうです。
研修期間は研修所で勉強するのですが、時間に厳密であるべき鉄道会社の割に、時間にとてもルーズだったそうです。例えば9時から17時の研修時間が設定されていても、時間通りに終了した試しがない。必ず20~40分程度延長されるのだそう。
昼休憩も集団で食堂へ移動しなくてはならなくて、移動もダラダラしているので本当はさっさとゴハンを食べて休憩したいと思ってもできない。時間の無駄が多い、と嘆いてました。
更に研修内容が散漫で、友人に言わせれば「無計画」なカリキュラムが組まれていたそうです。
そんなこんなで友人は失望して、あんなにやりたがっていた仕事なのに、アッサリと辞めてしまったのだそうです。

この話を聞いて、なんとなくあの事故が起こるべくして起こったような気がしました。
辞めることを決めたとたんに、よってたかって「なんで辞めるんだ!」って職員の人たちに責められたそうです。これって日勤教育やん、とか思ってしまいました。(笑)

今日ニュースを見ていたら、JR西の社長が「ナントカカントカ(すみません、忘れましたけど悪い事した、みたいなこと言ってた気がします)と何度も何度もつぶやきました」と言ってるのを聞いてズッコケました。
つぶやいて何になるの? 謝罪したのではないの? 全然反省してないじゃん! もうちょっと申し訳なさそな顔してもいいじゃん! ってにゃんこは被害者でもないのに、とっても怒りを感じました。
もっとビックリしたのは、今年の初めだっけかに辞めた垣内社長が取締役としてまだ会社に残っていたこと! 辞めてなかったんかい!!! とかなり激しくツッコんでしまいましたよ!

なんか全然変わってないんだ~、と改めて痛感。
まぁ、上層部のおエライさんたちにしてみたら、現場の人たちが毎日しんどくて辛いのなんてどーでもいいんだろうね。自分たちは社用車で送迎されて本社の役員室に篭ってたらいいんだもん、ラクだよねぇ。偶にマスコミの前に出て来て頭下げるだけでいいんだもんね。本当に太平楽なイメージがするよ!
毎日駅で頑張っている職員さんや運転士さん、車掌さん、そしてこはの友人みたいに契約社員やってる皆さん、皆さんは悪くない、だからこれからも頑張って下さい!

---久々に怒りまくってしまって、「のほほん」できなかった1日でした。

※因みに先述の友人は、現在某私鉄の職員として毎日楽しくお仕事しています。※

ハムリンズ

2006年04月15日 | ラブもの
最近ニッポンハムのCMがすごく気に入ってるこはです。
「ハムソーセージおいしそぉー、ハムソーセージたぁべたいなぁー♪」と歌う、あの「ハムリンズ」のことです。
なんて可愛いんだろう、最近のキャラで一番好きになってしまいました。ちょっと前まではダイキンの「ぴちょんくん」だったのですが、今はすっかり浮気から本命に。(笑)
おばけのスーも可愛いと言えば可愛いけど、やっぱりハムリンズには負けちゃう。
いまどきの商品キャラって設定もあって、ドラマもあって、単なるマスコットではないところがすごいですよね。
でも製作者さん、あんまり調子に乗ると、コケちゃうから気をつけてね!(←余計なお世話?)

↓↓↓ハムリンズ紹介URL↓↓↓
http://www.nipponham.co.jp/hamrins/profile/index.html

花冷え

2006年04月09日 | つれづれ
にゃんこは冬生まれのせいか、とても寒がりです。冷え性じゃなくて、ただの寒がり。(笑)
なので毎年6月までストーブを焚くのです。(ビックリでしょ?) 喉とか気管支が弱いので、湿度が高くなるまでなかなか体調が安定しないせいもあるのですが。
それでも寝具は徐々に脱皮していて、今日、マイヤーの毛布からフリースの毛布に衣替えをしました。
いい天気だったので、冬物のソファカバーやらシーツやら毛布やらのお洗濯を一気にガシガシやったのですが、干そうと思ったら急に曇ってきて、同時にすごい冷え込んで来た。
---ガッカリ。

花冷え、って言葉をふと思い浮かべました。
本来の使い方とは違うかも知れないけど、今日はにゃんこなりの花冷えを実感。

・・・・しかし、所帯じみたことで風流を感じてしまうにゃんこって・・・・すっかりオバサンでしょうか?

■ 桃 桜 ■

2006年04月06日 | お出かけ
大阪城公園へ行って来ました。
桃と桜が丁度重なってて、すごく見応えがありました。
ここは桜が結構有名なんですが、桃園があるんです。
桃の花ってすごくきれいなピンク色なんですよ。桜よりキレイかも知れません。

桜とオトギリソウとツツジ

2006年04月05日 | つれづれ
数年前、余命幾ばくない父を田舎で療養させていた時、家の周りには都会では考えられないくらいの桜があって、満開になって桜吹雪舞う中、父の手を取ってよく散歩しました。
途中、路肩に設置されたベンチで休憩する父の吸うタバコの煙が本当に「紫の煙」だな、と感じたのはこの時。
それからすぐ入院の為都会に舞い戻った父は、病室の窓から見える貧弱な桜が散り、葉桜になっていくのと共に次第に寝つくようになり、やがてこの世を去りました。

その年、家の近くの街路樹の袂に植えられたオトギリソウの黄色い花が一斉に開花したのに気付いた数日後のことでした。毎年パラパラとしか咲かず、キレイな花なのに、残念だなぁ、などと思っていたのに。
朝、病室を尋ねたにゃんこが、
「今日さぁ、家の近所のオトギリソウが珍しく全部満開になってん~、毎年ちょっとずつしか咲けへんのに、今年はどしたんやろねぇ、桜やあるまいし、なぁ?」
その時父が声にならない声で微かに笑った気がしました。

不思議なことに、その年のにゃんこには桜とオトギリソウの間に咲いていたはずのツツジの記憶は一切ないのです。
桜より、オトギリソウより、町のあちこちに咲き誇っていたはずのツツジ。

あの時、にゃんこの魂は一体どこに行ってたのでしょう、今もナゾです。

チャングムだと「近い」

2006年04月02日 | ラブもの
先日「チャングムの誓い」のビデオを一気に観ました。テレビでもやってるようですが、22時には床に入るにゃんこには、あまりに夜遅くて目か開けてられないことも多く、見逃しもしまくったので。(汗)
きっかけは李王朝のお話だということ。歴史にたくさん興味があるこはです(特に日本史は結構詳しいです!)が、そう言えば李王朝というのは文字で見ることがあっても画として観たことはなかったんですよね。最近は李王朝とは呼ばず、朝鮮王朝と呼ぶそうですが、なにか理由があるのでしょうか?

歴史ものの韓国映画を見たのは随分前。
「マーニム」っていうタイトル(だったと思う、うろ覚えで・・・)で、裕福な農家に貧しい家からお嫁入りした12歳くらいの娘がいて、お婿サンは6歳・・・・結婚生活というより、子守りのような扱いの生活。お嫁入りする時、森のような所を籠(輿ではなかったと思う)で運ばれていくんですが、途中でトイレに行きたい、と訴えると「そのままそこでしなさい」って言われてて、ビックリしました。・・・娘さんは結局その通りにしたんだけど。
年頃になったお婿サンはずーっと年上の妻には目もくれず、若い村娘といい仲になっちゃう。たったひとりでお嫁に来た娘(すごい美人なんですよ、勿体ないくらい)はますます孤立し、そこにお姑サンの言葉が。
「嫁というのは所詮名目、働き手を買っただけ」
なーんか、暗い暗い映画でしたがヤケに印象に残っています。
最近になっていろいろな映画やテレビドラマがたくさん輸入?されてきて、しかもいろいろなジャンルがあって、でもなーんか興味が湧かなかったんです。

でも「チャングム・・・・」はハッキリ言って面白かった! ハラハラしちゃうし。意地悪やら陰謀やら渦巻くところは日本の時代劇「大奥」にも通ずるところがあるのですが、「大奥」よりかなり明るい!気がするのです。
本当にあの時代、宮中に暮らしていた女官や尚宮がそうだったかどうか、はともかくとして、あのドラマを見る限り一生を王様に捧げて生きていく女性たちなのに、ハツラツとしていて活き活きしていて、うまく表現できないけど「力」のようなものを感じます。
気になるのは尚宮の方々の髪型。どーやって括ってるんだろ、何で留めてるんだろ、どのくらい時間かけて結うんだろ、すっごいきっちりしていてキレイですよね。それにツヤツヤ! 王妃や王大后の簪もかわいい。
宮中の作法とかも初めて見るものが多くて、毎回楽しみに観ました。お隣同士の国でも、やっぱり文化ってそれぞれの国でそれぞれ素敵に発展していくものなのだな~と。お隣なのにやっぱり外国だから、感覚的には「遠いところ」なんですが、グッと身近に感じられました。

もう一回借りて来ようかな~、と考え中のにゃんこです。