にゃんこ徒然草

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チャングムだと「近い」

2006年04月02日 | ラブもの
先日「チャングムの誓い」のビデオを一気に観ました。テレビでもやってるようですが、22時には床に入るにゃんこには、あまりに夜遅くて目か開けてられないことも多く、見逃しもしまくったので。(汗)
きっかけは李王朝のお話だということ。歴史にたくさん興味があるこはです(特に日本史は結構詳しいです!)が、そう言えば李王朝というのは文字で見ることがあっても画として観たことはなかったんですよね。最近は李王朝とは呼ばず、朝鮮王朝と呼ぶそうですが、なにか理由があるのでしょうか?

歴史ものの韓国映画を見たのは随分前。
「マーニム」っていうタイトル(だったと思う、うろ覚えで・・・)で、裕福な農家に貧しい家からお嫁入りした12歳くらいの娘がいて、お婿サンは6歳・・・・結婚生活というより、子守りのような扱いの生活。お嫁入りする時、森のような所を籠(輿ではなかったと思う)で運ばれていくんですが、途中でトイレに行きたい、と訴えると「そのままそこでしなさい」って言われてて、ビックリしました。・・・娘さんは結局その通りにしたんだけど。
年頃になったお婿サンはずーっと年上の妻には目もくれず、若い村娘といい仲になっちゃう。たったひとりでお嫁に来た娘(すごい美人なんですよ、勿体ないくらい)はますます孤立し、そこにお姑サンの言葉が。
「嫁というのは所詮名目、働き手を買っただけ」
なーんか、暗い暗い映画でしたがヤケに印象に残っています。
最近になっていろいろな映画やテレビドラマがたくさん輸入?されてきて、しかもいろいろなジャンルがあって、でもなーんか興味が湧かなかったんです。

でも「チャングム・・・・」はハッキリ言って面白かった! ハラハラしちゃうし。意地悪やら陰謀やら渦巻くところは日本の時代劇「大奥」にも通ずるところがあるのですが、「大奥」よりかなり明るい!気がするのです。
本当にあの時代、宮中に暮らしていた女官や尚宮がそうだったかどうか、はともかくとして、あのドラマを見る限り一生を王様に捧げて生きていく女性たちなのに、ハツラツとしていて活き活きしていて、うまく表現できないけど「力」のようなものを感じます。
気になるのは尚宮の方々の髪型。どーやって括ってるんだろ、何で留めてるんだろ、どのくらい時間かけて結うんだろ、すっごいきっちりしていてキレイですよね。それにツヤツヤ! 王妃や王大后の簪もかわいい。
宮中の作法とかも初めて見るものが多くて、毎回楽しみに観ました。お隣同士の国でも、やっぱり文化ってそれぞれの国でそれぞれ素敵に発展していくものなのだな~と。お隣なのにやっぱり外国だから、感覚的には「遠いところ」なんですが、グッと身近に感じられました。

もう一回借りて来ようかな~、と考え中のにゃんこです。