limited express NANKI-1号の独り言

折々の話題や国内外の出来事・自身の過去について、語り綴ります。
たまに、写真も掲載中。本日、天気晴朗ナレドモ波高シ

恐怖の就任式と世界大戦への序曲

2017年01月16日 08時46分46秒 | 日記
今週、いよいよジョーカーが権力座に就く。選挙戦を通して深まった分断の傷は、癒えるどころかいっそう深まっている。ジョーカーを支持する人々と支持しない人々双方のデモも計画され、史上稀に見る混乱が予想されている。就任演説でジョーカーが何を語るのか?も注目されてはいるが、歴代の大統領が行った様な「名演説」は、聞かれる事は無いだろう。ジョーカーは、ハッキリ言って「暴君」であり「暗愚」の烙印を押されても仕方の無い発言や言動を繰り返している。アメリカ国内の分断を修復するどころか、助長してしまっているし、周辺国や同盟国に対しても「敵意むき出し」のツイッター砲撃で悪評を高めるばかり。この「歓迎されない就任」に対して、ジョーカー政権はどの様な手立てを考えているのだろう?「オバマケア」の廃止は、ミクロの脅威「新型感染症」を世界にばら撒く一因になりかねないし、「ジョーカーの長城」ではメキシコが報復を予告しているし、NAFTA解体に及べば、いずれ自国の国民に相応の負担を生み、経済の失速は避けられない。TPPからの離脱も「中国の覇権」を広げる一因になり、自国の権威失墜は避けられない。ジョーカーは、就任と同時に多くの危機を内包するのだ。北朝鮮が「ICBMの発射準備が整った」と発表した際に「そんなことは、ありえない」とツイートしてしまった大失態や(北朝鮮がこれまで何を言っても、アメリカは「無反応」を貫いてきたのに、軽率にもツイートしてしまった罪は重い)、台湾の総統との電話会談・共和党議員との懇談は、中国を悪戯に刺激しただけでなく、アジア太平洋地域の包括的平和と軍事的バランスを崩すものになった。ジョーカーは、自身の「発言・言動」がもたらす危険について、まったく無頓着であり、自己陶酔から来る「酔い」から目覚めていない。こうした危険極まりない思い込みは、極右勢力や国粋主義を助長するだけでなく、世界の政治的なバランスをも揺さ振りかねない。恐らく、就任演説は「聞くに堪えない酷いもの」になるだろう。ヨーロッパで極右が勢力を拡大し、北米をジョーカーが混乱させ、隙を突いてロシア・中国が覇権を貪ることにでもなれば、世界中に対立の火種が巣食う事になる。北朝鮮がICBMを発射すれば、間違いなく「世界大戦」へと進むきっかけとなろう。ジョーカーが当選したその時から始まっていた「カウントダウン」が現実味をさらに深めている。20日(金)が悲劇の記念日にならないことだけを祈るしかない。