雑記 夜更かしの毎日

働く主婦の日々のこと。
大好きなお芝居や音楽、その他もろもろ。

11/23 Treasurebox@shibuya extra   O-EAST

2008-12-03 | LIVE M
前日もたっぷりと楽しんで来た「Treasurebox@shibuya」
この日のこのLIVEが名実ともに今回のイベントの目玉でしょう。O-EASTで行われる「extra」!
4バンドの対バン形式。メンツは最高!このメンツなら武道館だって普通にやれるよLIVE!
「the pillows / The Birthday / 怒髪天 / DOES」!!!
もうタイヘン!どこも楽しみで!

心配してたチケットは無事に先行で確保。入場整理番号は500番台の前半、まずまずってところかなぁ…
久しぶりに会う友人と渋谷で待ち合わせて開場直前のEAST前に。さすがに混んでるな~。
番号順の入場で無事に場内へ。EASTは半年ぶりだったかな~。
私達が入場した頃は、まだ多少余裕を感じる混み具合。風邪ひいちゃって体調の優れなかった友人に合わせてステージに向かって左の端の方で手摺りの前を確保。
EASTぐらいの場所だとこのあたりでも充分にステージに近い。
お互いに近況などお喋りしながら待つスタート。そうしてる間に場内はお客さんでパンパンに満員!チケットは当たり前のソールドアウトだもん!

時刻は17時を少し過ぎ…
客電が消えた場内に鳴り響く出囃子。え!え?「出囃子」~?
なんと!
先発登板は「怒髪天」だぁ~!半信半疑、びっくりした気分のまま、出囃子に合わせて例の手拍子~!
ライトのまぶしいステージには、今日もばっちりリーゼントでキメた増子さん!びっくりでしたよ~!
もちろん出演順は事前に公表されず、順不同の表記はあるけどさ。普通、バンドのキャリアとか、LIVEの構成とか考えたら「the pillows / The Birthday / 怒髪天 / DOES」のクレジットを逆さまにした出順になるだろう、って思うじゃないの。
絶対にトップは「DOES」だと思い込んでたもん!

まあ、そう思ってたのは私達だけじゃなかったみたいで…
いきなりの怒髪天の登場に右往左往するお客さん。手摺りを乗り越え、潜り抜け慌ててステージ前に移動する怒髪天ファンの皆さん。
ステージは最初から爽快にぶっ飛ばしてる「怒髪天」!
イベントならではのごちゃ混ぜ感もなんだか楽しい!お祭り、お祭り~!
あっという間にトップギアの増子さん!真っ赤に上気する全身、力強く爛々と輝く瞳。その身体中が訴えてくる、まさに正真正銘、本物の「NO MUSIC,NO LIFE」!最高~!
「ねぇ、「Treasurebox」ってねぇ~。宝箱開けたら出てきたのは、こんな俺達ですからねぇ。なんかすいませんね。
バンドなんかやってるの、ロクなもんじゃありませんからね~。今日も4畳半の楽屋で、みんなで全裸で抱き合って「俺達は大丈夫!」って自分達に言い聞かせながら出てきましたからね。
ホント、ロクなもんじゃありません。…でも、そっち(お客さん)だって同じだろ?」とニヤリと笑ってみせた増子さん。相変わらずにネクタイはあっと言う間にほどいちゃってました。
「もう世の中、暗いニュースばっかりでね~。…ホントにね。リア・ディゾンに続いて真木よう子まで!…ねえ、暗いニュースばっかり!こうなったらもう最後の砦は滝川クリステルを残すのみ!」なんだそうですけどね!

「全人類肯定曲」に「ドンマイビート」に!
本当に「生きてるだけでOK!」とみんなの背中を力いっぱい叩いてくれるような、元気をたっぷり充電させてもらえるようなLIVEでした~!
やっぱり楽しいな~!怒髪天!

坂さん、すっかり面変わりするほど痩せてしまってて。
なんでも痛風になってしまってお医者様に「本気でどうにかしないと、本当にHeaven's Rockになっちゃいますよ。」って言われて20キロ減量したってラジオで言ってるのは聞いてたけど。実際に見て本当にビックリ!
増子さん、「まさかメンバーから痛風患者の出るようなROCKバンドを、自分がやるとは思わなかった。」って笑ってましたけどね。
本当にお大事にしてくださいね、坂さん!
そしていつまでも楽しいLIVE、見せてくださいね!

チェンジの後のステージは「DOES」
本日、唯一の若手バンド。
以前にBirthdayのOAした時は、別件で間に合わなかったのでLIVE見るのは初めてでした。
3ピースだけど、サウンドの圧力はたっぷり!がっちりと落ち着いたステージがとても頼もしい。
…ただね、やっぱりあの「怒髪天」のステージの直後。これから後に控えてるのは…。
私的には、ちょっと印象が薄くなってしまった感じは否めないかなぁ。仕方ないんだけどね。(あくまでも私個人の話ですよ。)
もちろんDOESファンはたくさんいて盛り上がってたし、LIVE自体はとても素敵でしたけどね~。

次は待ちかねた「The Birthday」
ステージに広げられる絨毯、鳴り響く「16 CANDLES」
まだほの暗いステージに姿を現す瞬間からカッコいい!最高ですよ!
前回の「WEEKEND LOVER」はアルバム発売前だったから、ちゃんと歌詞が入った状態で新曲聴くのはこれが最初。ものすごく楽しみでした!
チッタには行けないもんな…。年内のLIVEはこれが見納め。たっぷり楽しもう!

キュウちゃんの最初のカウントは「SIX」
「6つ数えて火をつけろ」で豪快に滑り出すLIVE!
今日の場所はハルキ君にとても近い。力強い指先が凄まじい勢いで、太く確かなリズムを掻き鳴らす。
近くで見てると俯きがちなクールな表情から、時折優しい瞳がそっとちょっとだけ客席の方を覗く。指先も首筋もその表情も、まだ本当に若々しい。
うっかり忘れそうになるけど、まだ27歳(だったよね?)なんだもんね、ハルキ君。それなのにこのメンバーの中にあってこの存在感、本当に凄いと思う。

キュウちゃん恒例のご挨拶はあったけど、それ以外はいつものごとくにMCも一切無し。
始まったら最後まで、NONSTOPで加速度を増していくBirthdayのLIVE。今夜も最高にカッコよくて、痺れるようにスリリング!
新アルバムから「あの娘のスーツケース」「まぼろし」「タバルサ」「涙がこぼれそう」に「カーニバル」
心を揺さぶる深い「ビート」が聞こえる…。
来年早々にアルバムツアーが控えてるのに、もうなんの惜しげもなく新曲がたて続く、極めて濃厚な味わいのステージ。
「Bye、Bye~!」とチバさんがオーディエンスにお別れを告げるまで、本当に息をつく隙さえも見当たらないほど。
熱い、熱い、LIVEでした。満員のオーディエンスも熱かった~!

ステージは本日のトリ、「the pillows」にチェンジ…
ところが、ここで同行がダウン。
風邪で体調悪いのを無理して「見たい~!」って来たんだけど、ちょっと場内の混雑で体調が悪化しちゃって、予定よりも早めに帰宅。
でも、もうこれで充分に満足でした。
いろいろあったけど、やっぱり豪華な凄いイベントでしたね~!「Treasurebox@shibuya」
2日間、ホントに楽しかった~!

11/22 Treasurebox@shibuya

2008-12-03 | LIVE M
14時開始、終了21時35分の長丁場。しかも最初と最後がどーしても見逃せないの!、って言うなんだかもう哀れな私…
先週、公休日も全部振り替えて出勤(LIVEも4本行ったけどね~。水曜日あたりはホントに仕事してても頭ぼんやりした。くたびれちゃってて)
それもこれも、この土日になんとか連休が欲しかったから。
半休取って…、とか思ってたら、間に合わないんだもん、トップバッター。
幸い今週は仕事があんまり忙しくない週だったし、優しい同僚がシフトの交代に応じてくれたのでなんとかお休みできました。

長丁場に備えて、渋谷到着はLIVE開始直前。
今年はよく来たなー、道玄坂。
空気はだいぶ冷たくなってきたものの、とても良いお天気。まだ足取りも軽めにまずはO-CRESTへ。
フロアのドアを開けるとまさに今LIVEが始まるところ。
いつもの例の「アレ」がなかったので、「今からチェックするの?トップなのに~?」とか思ってたら、いきなり始まった本編。
extraを除く全会場のLIVEは、どこもヒトコマ35分。短い持ち時間を最大限に使った、先発に相応しい熱い勢いの走り出し。
「言葉で伝えるのは得意じゃないから…。」とほぼMCもなし。曲中で辛うじて「始めてのお客さんのために」とメンバー紹介はあったものの、「告知…。告知はしません!そんなのはHPを見るなり、LIVEの後に僕らに聞いてくれればいいですから。」と思い切りの良い小川さん。
2枚のアルバムのそれぞれタイトルを背負う「That'sメガネビジョン」の曲のキレの良さと存在感の確かさ。そしてその曲達にはさまれる様に披露されたまだ若き新曲が伝える、今現在のバンドの厚みと深み。
イベントのスタートに華を添えた名刺代わりの「君とYOZORAとヤイヤイイエ」。久しぶりに聴いたなぁ~、楽しかったなぁ~!
LIVE本編は予定通りに、きっちり30分強。
短いな…。ホントにあっと言う間でした。

ここでちょっと休憩。
駅前まで行って、渋谷に来たついでの買い物を少々。お昼がまだだったので、公園通りでちょっとのんびりご飯。混んでるな~、渋谷。

5時少し前、道玄坂を上って再びCRESTへ。
ヤバイでしょ~、今日はCRESTのラインナップ!これが3,000円ポッキリで見れちゃうなんてね~!
エレベーターを降りてフロアのドアを開けると、もう満員だよ!CREST!熱いよ~!
アッツいLIVEは「hare-brained unity」
今日もカッコいい~!
POPでカラフルで煌めくような4つ打ちダンスビート。踊る踊る、満員のフロア!
でも陽気でダイナミックなだけじゃなく、その曲のどこかしらに隠しきれない「影」の雰囲気を抱え持つヘアブレ。煌めく光が鮮やかならば、作り出す影もまた鮮明で不思議と心引かれる。
叙情的で繊細な歌詞と合わせて、クセになるのよね。聴き出すと。
新アルバム、もうすっかりヘビロテなのです。
急に寒くなってきて、今朝起きた時に和田さんは鼻水垂れちゃってたんだそう。布団を深く被って寝る方だから、「もう布団も顔も、鼻水まみれ!」お目覚めだったんだそうですけどね

でもLIVEはやっぱり最高にカッコ良かったですよ~。

hare-brained unityのLIVEが終って、いったん外へ。WESTではちょうど「UNDER THE COUNTER」のLIVEが始まる頃。
WESTのドアをくぐると、本当に今、LIVEが始まったところでした。
…ちょっと寂しいかなぁ。お客さんの人数。
今回のイベント、メンツはすごく良いんだけど、タイムテーブルの構成には少し疑問も感じてしまう。
せめてWESTに出演のアーティストだけは、出演組数を減らしてでも一組最低一時間の持ち時間は欲しいところだよな…。そうしたらスポット目的だけのお客さんも、もう少し集められただろうに。WESTで35分だけ、って言うのはあまりにももったいなさ過ぎる。
NESTへは出入りにも時間がかかるんだから、CRESTとの時間差開演にもあまり意味を見出せない。実際、ハシゴして両方見るのは大変すぎるし、このタイムテーブルじゃあね。むしろ同時進行にして、その分だけでもヒトコマの持ち時間を増やした方が、お客さんの満足度も上がったんじゃないかなぁ…。
せっかく素敵なLIVEだったのに。アンカウ!
こんなに楽に見れちゃうのは嬉しいけど、もったいないよ!

アンカウ終ってNESTに行こうかと思って外を見ると、道路にエレベーター待ちの列が…
もう見ただけで諦めちゃって、またCRESTに舞い戻る。
まだちょっと早めに来ちゃったけど、お次のお目当てはもちろん「FoZZtone」
ここも満員!やっぱり楽しいな~!
渡會さんの温かい質感の声によるところも大きいと思うけど、人懐っこくて力強い大らかさを感じるLIVE。お客さんもステージもみんなで笑顔。
「(お客さんは)誰も知らないんだけど、ウチのバンドのディレクターについさっき、第一子が誕生しました~!」と優しい笑顔でフロアにおめでたい報告をしてくれた渡會さん。
楽しくて気持ち良いLIVEでした~!

そのまま居残って次は「THE JETZEJOHNSON」LIVEはこれが2回目。楽しみ!
「本編でやらない曲でチェックしてもいいですか?」とじゅにあ君。いきなりここからFullThrottle!もうホントすっごい!
フロア中を震わせて揺さぶる重低音と、クールで鋭いエレクトロサウンド。うわぁ~、やっぱりカッコいい~!
本当に聴き応え充分で、楽しかったLIVE。
ところが少々、進行が押し気味で…。いよいよ、21時をまわってしまい、途中からもう時計が気になって気になって…。
ついに堪え切れずに、最後の余韻も楽しめずに飛び出したCREST。21時5分過ぎ、階段を駆け下りて外へ。残念だなー、本当に凄かったのにな、THE JETZEJOHNSON。また今度ゆっくり見たい~。

そんなこんなでやっとこ飛び込んだWESTはまだセッティング中…。こっちも少し進行が遅れていたみたい。
しかもやっぱりあまり混みあってはいなかったフロア。ホントにもったいないなぁ、これって。
本日のラストLIVE、O-WESTのトリは「THE COLLECTORS」!
予定時間を10分ほど過ぎて、それぞれの位置につくメンバー。「東京虫BUGS」のイントロに乗ってご登場のリーダーはこの日が48歳のお誕生日。鮮やかなユニオンジャックのジャケットも素敵~!

「今日は何?みんな昼からずっと上がったり下がったりして、LIVE見てんの?なんかこっちはよくわかってないんだよ~。拉致されるかのように連れて来られて「歌え!」って言われてさー。」
「そう。8時集合!って言われてね。」と肯くコータローさん。
「で、最初のLIVEは2人ぐらいだったお客さんがだんだん増えて、今がこれ?」
「いや、THE NEATBEATSのときの方が入ってたよ、お客さん」
「先週、The WHOのLIVE見てきてさ。俺達もまだまだだな、武道館目指して頑張ろう…、って言った矢先にこれなの?
あのさ、よくスタッフにね、「もっとギターの音上げて」とか「ヴォーカル上げて!」とか注文するんだけどね…。
今日はこう頼むよ。「ねぇ、もっとお客入れて!」」とリーダーもちょっと苦笑い。本当にこれ、もったいないよ!
「でもまあ、それでも今日来てくれてるお客さんは本当のROCK通。ひとりで10人分だろ?」って言ってくれたリーダー。
「まだ時間あるから。これから巻き返せるから。」と笑ってくれたコータローさん。
「もうそんなこと言ってる時間もないよ!」とリーダー。
見ることのできた者にとっては、この人数だけでゆったりコレクターズを独占できる贅沢なLIVE!と言えないこともないんだけど。
先週、クアトロワンマンがあったばかりだし、やっぱり35分の持ち時間は短か過ぎたよね。
本当に最高のLIVEだったのに!

セットリストも最高に素敵。ぎゅっと40分ほどの短い時間に詰め込まれたれた、イベントに相応しいたっぷり濃厚な味わい。
リーダーの熱い歌声にただ酔いしれた「僕は恐竜」に「百億のキッスと千億の誓い」。…なんて凄いんだろう。

もちろんご機嫌な熱いナンバーで気持ち良く盛り上がる終盤。人数こそやっぱり多くなかったかもしれないけど、オーディエンスの反応も熱い!
見られて良かったな~。やっぱり最高に楽しかった!
コレクターズがお客さんにお別れを告げてステージをおりたのが、10時10分ほど前。フロアからは熱い拍手が続いていたんだけど、残念ながらアンコールはありませんでした。
また来月のクアトロまでのガマン、我慢。

だいたい8時間ぐらい渋谷で過ごした1日。翌日もあるんで、終了後は真っ直ぐに直行帰宅でした。
やっぱりヒトコマごとの時間の短さは気になったけど、LIVEはどこも楽しかったなぁ。
1日にこれだけ好きなバンドがまとめて見れちゃうのは、やっぱり嬉しいですね~楽しい1日でした!