め以子と悠太郎は、甲子園に行けないのになぜか冷静な様子の泰介に戸惑う。
本当は泰介も諸岡君と同じで悔しいのだと思う。しかしこの時代が泰介から
若者らしさを奪ったのだと私は思う。 室井の小説が検閲にかかって出版差し止めになり、
桜子は怒る。 当たり前だ。室井の小説内容はけして悪いものではないのに・・・
一方、資材調達に悩む悠太郎は、室井や馬介と話すうち大切にすべきものはなにかと
考える。 馬介さんの一言が凄く心にしみた。
源ちゃんの様子がおかしい。肉を切ろうしたとき、突然脅えはじめた。
そして、源ちゃんはめ以子の前で倒れた。 食べることが出来ない源ちゃんは
栄養失調に陥っていた。源ちゃんを西門家で看病することになり
め以子は食事を源ちゃんに食べさせようとするが、源ちゃんは脅えて・・・
戦地で辛い体験をしたのだろう。源ちゃんのことが心配だ。