め以子は妊娠していた。 あのめ以子が母親にと思うと感動している。
安静にしているめ以子のために、和枝姉さんが作った料理は、見た目も美しく、優しい味だった。
本来の和枝姉さんは料理のように優しい人のはずだが、嫁ぎ先の仕打ちが和枝姉さんを・・・・・
希子は源太ら市場の皆から「め以子のために」とさまざまな食材を言いづける。
どの食材にもめ以子を思いやる市場の皆の優しさが詰っていると私は感じた。
いい人達だねめ以子。 め以子は体調が戻るとさっそく鰯料理の作り方を教わり
その繊細さを見習いたいと申し出るが、和枝姉さんの出した答えは「あかん」
和枝姉さん今こそ嫌な過去とサヨナラするときじゃないのかい?
やっぱり無理なのかい? め以子を認めようとその過去と必死で戦っているように
感じたのだが。