これでいいのだ!・か?

初老オヤジの 徒然日記
ポリシーは「もったいない」
「お金はかけるな 手間かけろ」

スポスタ アイドリング不調  IACモーター交換

2016年05月28日 | ハーレー スポーツスター
2007年式からの 最初のEFIモデル  
ず~っと 以前から 最初のエンジン始動のときに アイドルが低く不整脈のような
感じで これはこれでハーレーらしくてそのまま

その他 ときどき高速走行のあとの料金所で停車時や 渋滞時の時 停車しても アイドル回転が下がらず 完全停止して2秒後にアイドルが下がるような状態が続いてました

アクセル戻してもエンジンブレーキが利かない時もありました でもいつもじゃなく 
エンジンチェックランプが点灯する時もありましたが すぐに消える状態 
(P0505が出てた)

今までどおり このままでもいいんですが10年過ぎたので 状況を改善しようと(なにか触りたいのが本音)
先日インマニのガスケット交換  今回はアイドル不調の原因のIACモーターの交換です



サクッとエアクリ外しました
IACモーターは1本はスロットルケーブル固定金具と一緒にボルト留めですので 上の2本を8mmのメガネで
外しました (こういう細いボルトは神経使います特に閉め込むときに緩いくらいで止めとかないと
相手のアルミのネジ穴がバカになります 特にOリングでシールのところはきつく締めても無駄)


そのままでもずらして脱着できますが 過去にオールドボーイを取り付けた際に
Оリングがずれたことがあるので  今回はスロットルケーブル固定金具を少し緩めてガタつかせます

見えにくいところにネジがありますがトルクスレンチで少しだけ緩めた方がいい仕事出来ます

古いIACモーターの先端を見たら




ポートのセンター芯に当らず片べりしてます(このことは オールドボーイの時に気づいてましたが)出ましたハーレークオリティ
エンジン側は機械加工の際に芯ずれはないと思うので 最初からモーター側の芯がずれてた?


で 交換後 朝一の始動!!

以前のように低回転で不整脈のような事も無くエンジン回ってます
その後200キロほど高速や一般道走行しましたが 以前のように停止前に
アイドルが下がらないという現象もなしです

前の状態に慣れてましたが やっぱ正常な状態体感すると
早く交換しとけばよかったが感想

やっぱ今までの 不調原因はここですね
これでダメならクランクポジションセンサーの交換を予定してたけど
解消してよかった 

※その後も快調です!
 追記8月  熱い日でも全く快調  以前はときどき走行中に点灯したり消えたりしていた
    エンジンチェックランプも点灯しません。  コンピューターの警告ランプの異常検出は正確やね。
    
  

   

スポスタ インテークマニホールド ガスケット交換

2016年05月14日 | ハーレー スポーツスター
4回目のユーザー車検も終わって全く快調なハーレー

なんか暇なので 2007年から11年 インテークマンホールドのゴムパッキンでも交換しとくか

ということで

ネットでインマニ用2個と MAPセンサー用のゴムパッキン購入

結構大変かなと思って 作業用の低い腰かけやウェスを用意して 作業服に作業に没頭して
ハンドルで頭打たないようにヘルメットかぶって身支度して取りかかったが・・・・

シート外して タンク外して
何のことはない 付属工具と エアクリーナー外すためにブリーザーボルトを外すため14mmのソケットレンチが必要なだけ 古いハーレーは知らないが非常に整備性がいいバイクです

インマニについている電気のカプラー全部外して スロットルワイヤー調整ネジを緩めてワイヤーを伸ばしてスロットルボディから外しやすくしておく

後はインマニの取付ボルト4個緩めて(普通の6角ボルトでした) ワイヤー外して 

めちゃ簡単にこの状態 ここまでざっと30分くらい 全体に中は真っ黒
本来吸入エアーしか通らない筈なのに排気側みたい? ブローバイガスでこうなるのか?
オイルキャッチタンクでもあれば・・・



インジェクション最初の2007モデルは違うのか MAPセンサーのガスケットは Oリングでした


センサー部分をキャブクリーナーできれいにして 結局再取付
ここでやっぱり アメリカ産ハーレークオリティー発見!


リア側のインテークの下 一番幅の狭いところの少し手前に曲線の光の筋がありますが
この部分 爪でなぞると段(へこみ)がある 爪の感覚でわかるようなら相当ひどい面接触クリアランスです
なんでフライス盤の歯がここで食い込むかな?
オイルストーンで磨こうと探したが見つからなかったので軽くペーパーかけて再取付

昔の私ならマニホールド合わせ面の段差やバリ取りもしたんでしょうが 今はもうやらない
別にしなくても動くもん


 しかしインジェクションって簡単な構造ですね センサーはあるものの ただの筒
アクセルのバタフライ弁があるだけで フロートやニードル 加速ポンプ機構なんて何にもない
時代はやっぱインジェクションですね 設計の自由度もあって難しいことはコンピューターまかせ それでいて省燃費で細かい制御もできる ハーレーならキャブ1個だからまあいいかですが もう趣味の世界

あっけないほど簡単に作業終了しました  ほんとにハーレーってすごい単純で
教材のようなバイク それに分解するたびに感じますが 最初のボルト類の締め付けが緩いです

適正トルクではこんな感じでしょうか そのためネジをなめることも無く
非常に触りやすくて自分でメンテするにはいいバイクです 
付属工具でかなりの整備が出来てしまう 今までの過去の整備をディーラーに出してたら
金銭的に裕福な人でないとハーレーは維持できないバイクなのは確か 

早く終わり過ぎてなんか拍子抜け もともと調子良かったから交換後も何の変化なし
やらなくてもいいこと わざわざしたかも・・・