救急搬送されたのが3年前のちょうどコロナで病院が大騒ぎの夏。
救急車で運ばれると取材に記者が来ていた 後で顔はぼかすが映像は使って良いかと聞かれたがそんなことはどうでもよくはいはいと返事。
さて 救急処置室で天井見ながらこの手術 いくらお金かかるんだろ?
残りの人生考えると高額だと年単価高いしこのままで皮が巻いたらいいかなとか考えがよぎった。 そうこうしてるうちに先生が普通に手術する前提で話をするのでこのままも有りですかと尋ねたら まあ手術しても100%つながるか判りませんしそういう人も後でやっとけばよかったと思いますよ。とのこと 喫煙者は毛細血管が細くてうまくつながら無い場合があると言ってましたが 私はタバコ辞めて何十年にもなるけど喫煙者はこういう時にもハンディがあるんですね。
退院後に手術の金額見たら健康保険使っても約60万円でしたが 高額医療申請したら10万円程度でした
60万なら遊びの道具買った方が良かったでしょうが 10万かからないなら迷わず手術一択でした 金の事を早く言ってよ。
手術室で全身麻酔 あっという間に意識とんで気が付けば5時間過ぎてました。
安楽死したい人や死刑囚はなんの苦痛もなくこれなら死ぬことができる。駄目なん?
病室に移動したら 6人部屋かと思ったら4人部屋で今はこれが普通らしい 入院初日から寝てると腰が痛くてベッドを少し起こしてほしかったが 看護師さんに言うのも気の毒で自分でそのうちやるかと我慢してたが 3日目にどうにも耐えきれず 起こして欲しいと言ったら。
ハイハイと軽い返事 何のことはないスイッチオンで電動で上がってきた 俺は看護師さんが枕元でハンドルくるくる回して上げるんだと思ってたから我慢してたのにあの我慢はなんだったんだ。 入院ビギナーには最初に装置の説明してくれ~。昔の病院しか知らん。
夜中にトイレ行ってパジャマの下が便器に浸かって洗浄水でぬれたけど 看護師さんに言っていいものか夜中に悪いなと思って半分ずらして朝まで濡れた部分をベッドの手すりに掛けて過ごした。
私は左手だけ不便なのであらゆる自分でできる事は自分でやったが どこまで看護師さんに甘えてよかったのか今でもわからない。 ガイダンスが欲しい。
一番不便だったのは朝パンに付けるジャムの袋が開けにくい 最初の封切りのペットボトルの蓋が開けられない事だった。 怪我なので病院食が待ち遠しくて寝てるだけでご飯も食べれて猛暑の夏にこんな快適な2週間は無かった。テレビは一切見なかったもう不要です。 スマホで競馬やニュースを見てごろごろ チューブが付いてる時は小便も行かなくていいし 入院最高~~~~~の体験でした。
風呂には入れないがシャンプーもしてくれるしありがたや。退院して最初の風呂は垢がごっそり一皮むけるようで快感でした。
隣の患者はすぐにナースコール押して男が来ると間違えましたと言うし 入院長いのかネット通販でベッド脇にダンボール積んでてパソコンも何台も持って消灯後も見て 看護師さんに苦情言われてました。
夜中に何度も指の消毒とかさぶた取りに来てくれて看護師さんは天使でした。
あ~~~もう我慢できん 今は看護婦って言ったらダメなん7?
やっぱ女性は看護婦さんの方がしっくりくるし 衛生上から今は白衣や帽子は無くなってきているが昭和生まれはやっぱ赤十字のイラストの看護婦でしょう。
怪我も神経が綱がって行く時のピリピリ感も感じたし 人差し指は丸めただけなのですがけなげに指紋が再生されて行くのを見てやっぱ人生人への感謝と生きてる喜びを感じるのが生きてる値打ちかなと思う次第でした。
放送で 「たった今チェーンで指を怪我した男性が運び込まれて来ました。」と映像が使われていたと後で聞きました。