これでいいのだ!・か?

初老オヤジの 徒然日記
ポリシーは「もったいない」
「お金はかけるな 手間かけろ」

尾鷲わっぱ を買うために ぬし熊 までハーレーでツーリング 

2013年07月13日 | ハーレー スポーツスター
今日から3連休 だけど今日は予定が無し ということで最近ハーレーでどこか行く癖がついてしまったのでどこか行くところは無いかなと 思ってたところ 以前から欲しいと思ってた弁当箱

木でできた わっぱ弁当箱 なんかな~最近この年になって 物欲が無くなったというか大体のものは一度は買ってみたことあるので 別にプラスチックや金属の弁当箱でもいいけど 本物が欲しい年頃

今まで欲しいキャッチコピーは 半永久 ダブルお得 でしたが最近は 伝統工芸 も入ってきました
というわけで 純国産 わっぱ弁当箱買いに行くことに  最初は木製品ということで 木曽方面と思ったもののネットで調べると 三重県でも伝統工芸品のわっぱ弁当箱を作ってる所があった

通販もいいけど 現地で作った人や環境も知ってみたいので なるべく現地へ行く まあ出歩く理由つけの言い訳ですが・・・

木曽桧もいいが三重の桧もいい 久しぶりに奈良から和歌山通って三重にいってみるか 電話で在庫確認
昼前11時に出発 30年くらい前に走った紀伊半島山中の奈良や和歌山の国道は本当にひどかったが さすがに今は整備されてました 吉野川沿いはそのころから整備されてましたが 旧道が目に入ったので撮影
 
昔はこんな道が延々と続いてたんでしょうね

尾鷲に到着して「ぬし熊」へ お店は自宅の一階で 普通の家のようで最初は素通りしてしまった
店に入ると 作ってる職人さんがいて少しお話 同年齢なので親近感が
いかにも職人という実直な感じで言葉少なく自然体です 

で お目当てのわっぱ弁当箱 いいです本物です 漆塗りの手作り 伝統工芸です 
造形が美しい 木目が美しい わっぱの合わせ目の留めが 桜の皮です 凝ってます 店の奥は作業場でした

もっと製造工程のこと聞けばよかったと思ったのは
家に帰って弁当箱を見てからです どうしてどのように作っているのかが興味わき出てきました。
ただ 実用性あっての工芸品 鑑賞用じゃないですから これから使って見てどんな塩梅か見極めです。
 
私の近所の村でも 子供の頃は農作業の為 鍛冶屋さんと桶屋さんがありましたがもう有りません。 こういう職人さんの手作りは今では逆に贅沢でしょう そこにはマスプロ製品にはない 日本の文化伝統それを感じていきたいです
雑誌に取り上げられて 一度は大量に注文が入ったそうですが 今は普通に戻ったそうです
手作り品は 大量生産できませんから大量に注文来ても困るわな
だいたい今はネットのホームページで情報発信できるから 俗なマスコミは二の次、三の次でいい
雑誌記事はただで取材してページ埋めたいだけだし 最近の新聞見たらほとんど広告とスポーツで取材記事が少ない それも電話取材とかでスペース埋める為みたいだし もう既存のメディアは雑誌や本も含めて影響も縮小傾向かな~  最近 雑誌は立ち読みだけで気になった事、物はネット検索がほとんどです

この年になったら ただ安いだけが取り柄の外国製や工場大量生産品から いい国産品を長く使う本物志向にシフトしていこうと思うこのごろ。

帰りは高速で伊勢方面から帰りました  本日走行420km やっぱり大きいバイクは疲れません。
しかし コーナーは4輪にもついていけない程倒せなくて情けない。

先日は若狭方面にツーリングしたけど 今回弁当箱買うなら 若狭塗の箸買っとけばよかったなあ

でも本当は 昔ずっと使っていて折れてから また欲しいと思ってる津軽塗の箸もいつか買いに行きたい
本物の珪藻土の切り出し七輪 これは能登半島だから  どちらも日帰りは無理だけどいつかは・・・