これでいいのだ!・か?

初老オヤジの 徒然日記
ポリシーは「もったいない」
「お金はかけるな 手間かけろ」

汽車土瓶

2009年08月15日 | 徒然日記
昭和30年代 親が帰省の際に

木の折詰め弁当と共に買ったお茶
自分の記憶では 瀬戸物のお茶入れはかすかな記憶しかない
次世代の ポリのお茶入れはよく覚えている

信楽焼の復刻土瓶 意外と軽い
そりゃそうやな 駅弁売りの人が持つのに重くては
商売にならん

つりさげの細い針金が 郷愁を誘う これはポリでも同じだった
昔の使い捨て土瓶 その後どうして処分してたんやろ

駅弁の蓋の裏に付いた米粒や ネットに入った冷凍ミカン
懐かしい昭和の情景 山陰線は電化が遅くて
古い車両がいつまでも走っていて 旅情が味わえた
デッキも解放状態 落ちたら死ぬ

落ちた奴が悪い! 自己責任意識が高く 反面 互助精神も高かった
今は 安全を装置に頼って 誰かが悪いと責任は他へ


結局 そんなこんなで 人情 旅情 風情 なくなったのか
昔の方が 他人を思いやる ぜいたくな降らしをしていたように思う

これから懐かしむのではなく そういう時代にまた進む気がする
汽車土瓶をみて そう感じた