若生のり子=誰でもポエットでアーティスト

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スピークアウト&デモ:イスラエルは占領とガザ侵攻をやめろ! に参加

2009-01-12 | 時事問題



昨日、久し振りに、日本に帰ってきて始めて反戦デモに参加して来ました。
アメリカでは、9.11以降、大規模な反戦集会やデモがあり、主なものには参加しました。セントラルパークから5番街をダウンタウンに向かって、14丁目のユニオンスクエアーまでのビッシリの行進や、またワシントンのホワイトハウス前の広場、見渡す限り人々の頭で埋まった集会も圧巻でした。
一昨日、昨日にかけてさまざまのイスラエルの即時停戦を求めるデモや集会がありましたが、 次の観点

①新宿大通を四谷から新宿まで行進するということ。(日本一の繁華街、この時期のバーゲンで大勢の人々が歩道を歩いているその横の車道から、デモのシュプレヒコールをすることに意味がある)

②次の三氏がスピークアウトし、それに飛び入り参加も出来るということ。
      阿部浩己(国際人権法)
      鵜飼哲(ティーチイン沖縄) 
      小倉利丸(ピープルズプラン研究所)
(それぞれの立場の研究者と生活者・一般市民の連帯)

③『イスラエルを非難する国際的な声は鈍く、多くのマスコミはイスラエルとハマースの「暴力の応酬」という構図を作り上げて事態を矮小化し、イスラエルの占領行為を免罪しています』
(これは、パレスチナ問題を考えることにおいてまづ心しておかねばならないことです)

ということでこの集会とデモを選びました。

四谷区民センターには、受付を通した人達は230人程でしたが、デモの最終地点では約400人ほどに膨れ上がりました。アメリカの5~10万人規模とは比較にならない数字ですが、、、。
残念ながら、都合で最初から参加できませんでしたが、会場の雰囲気は、静かな闘志といいますか、整然として誰もが真摯な態度で、それぞれの方たちの熱のこもった報告やイスラエルに対する抗議等を熱心に聞き入っていました。そのつど温かい拍手がありました。

ワコウなどは、日本人として先ず、最初に絶対やらなければならないことは、現今の諸悪の権化=日米安全保障条約(日米軍事同盟)を破棄して、もうこれ以上アメリカの属国に成り下って言いなりになり、アメリカ帝国が仕掛けている世界中の戦争に加担することを、世界に冠たる平和憲法九条の精神に則り、キッパリッと止める事だと思うのです。
そうしない限り、反戦運動といっても、名ばかりで、ソマリアやアフガンに自衛隊(実質上軍隊)を派遣する、また沖縄や日本本土にある米軍基地から兵士や物資や戦闘機や原子力空母艦が我が物顔に出入りしている(米軍やその家族を維持するための莫大な国家予算の支出、おまけに思いやり予算まで)以上、お尻にに火がついていることなのですから。
安保条約破棄と言葉で言うことは簡単ですが、その一歩をどこから手を付けたらいいのか、それは世論の盛り上がりを作ることしかありません。
主権在民ですから、国会を変えていく力が、我々の一人一人の力に掛かっています。
残念ながらこの意識が日本人には希薄です。
ですが少しづつですが、日本も変わりつつあるように思えて、ペシミスティックになってはいません。

悔しいことに、我がデジイチが故障していて今修理に出していますので写真が取れませんでした。が友人のKさんに携帯で取ってもらいました。(Kさんありがとうございます)