驚きはありませんでした。普天間問題が原案どおりに終わった時点で、もう辞めるしかないだろうと思っていましたから。
沖縄の負担を軽減するという方向性は正しいけれども、実現する見込みがないうちから「県外移転」という約束をしてはいけませんでしたね。子どもが夢を語るのとは違います。
今や政治は誰がやってもうまくゆかないような感じになってしまいました。
日本だけでなく、ヨーロッパも、アメリカも、韓国も……(中国は例外かも)。たぶん歴史の必然なのでしょう。
民主主義という形式は守る必要がありますが、政策決定や実施方法などは時代に合った新しいやり方を見つけ出してゆかなくては。
民主党政権は官僚を排除して政治家主導でやろうとしたのですが、それもどうかしら。官僚が持っている経験や知恵はうまく利用すべきでしょう。その上で民意に沿った良いやり方を探って欲しい。
これは民主党に限った話ではありませんが。
県外移転をするなら当然代替地を探すべきだし、国外移転なら粘り強くアメリカ側と交渉すべきだったでしょうね。
政治に失望させられる事が多いのですが、ペシミズムに陥らず、次の首相に期待したいです。
期待したいですねえ。心底そう思いますが……。
語るべき理想と、実務と、両方を兼ね備えた人っていないんでしょうか。