昨日、本屋に行ったら下巻がたくさん並んでいました。もちろんすぐに買って帰り、今日、数か月前に買ったまま読まずにおいてあった上巻と併せて一気読み。
これで『20世紀少年』(浦沢直樹著、小学館ビッグコミックス)の物語もおしまい。ずいぶん長い間、楽しませてもらいました。
なんか、気が抜けてしまったような感じになりました。
『20世紀少年』22巻と『21世紀少年』2巻――1970年以降の現実と、昔、自分たちが思い描いた未来とを思い浮かべながら、どきどきわくわくしながら読み続けていたように思います。
もしかしたら、読み返してみると「あの興奮は何だったのだろう?」ということになるかもしれませんが、先へ先へと引っ張りつづけた力とキャラクターたちの素晴らしい魅力に感謝。
この作品には少年の心を捉える物語の魔力と、現実の不可解な側面との関係が潜んでいます。それは間違いがない。そして、そのことが私を夢中にさせた原因だったのではないかと思います。
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