そうきたか、と感じました。
ロシアのプーチン大統領がウクライナをことさらに問題化しようとしているわけですが、侵攻の構えを見せてアメリカや西欧の出方をうかがった後、次の一手をどう打つのか、気になってしょうがなかったのです。
アメリカが盛んに「ロシアは侵攻の決定をした」と言っているのも、もしかしたらロシアが意図的に誤った情報を漏らしているのかもしれないと思ったりしたのですが、バイデン大統領が言っていたのがこのことだとしたら、アメリカの情報機関がつかんだ情報は正しかったことになるのか?
それも今の段階では判然としません。
自国の一部を独立国家に仕立てあげられては、ウクライナ政府も黙ってはいないでしょう。ロシアに対する態度がさらに硬化することは必至。ウクライナ国民の愛国意識は高まっているようです。
両国が衝突するようになれば、アメリカや西欧諸国も戦力を送ることになる。それはロシアも望んでいないはず。
プーチン大統領はここをどう乗りきろうというのでしょうか。
ワリエワ選手の問題と直接の関係はないとはいえ、どうにもロシアはやっかいな国だという気がします。国民や文化は素敵なんですけど、指導者の考え方がねえ……。