惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

ねんこんババ

2010-02-15 21:38:30 | まち歩き
 我が町の文化会館で「名誉市民水木しげる展」なる展示が行なわれています。昨日、散歩の途中で見てきましたが、大変に面白い。
 水木さんに関することって、なんだか気持ちが楽になるんだなあ。

 妖怪のブロンズ像やフィギュア、マンガなどはもちろん、水木さんの生い立ちや経歴を物語るものが数多く並んでいます。中では、ご自身がこれまでの人生を絵にした「人生絵巻」がいちばんの見ものでしょうか。

 言葉を発するのが遅かったことが、そこに描かれていて、4歳にして初めてしゃべった言葉が「ねんこんババ」だったというのです。
 「ねんこんババ」は「猫の糞」のこと。「猫ババ」なんですね。

 どういう状況だったのかよくわかりませんが、我が子がやっとしゃべったかと思ったら、それが「猫の糞」だったというのでは、親は驚いたでしょう。
 ただ、水木さんの親御さんはなかなか愉快な方たちだったようですから、面白がったのではないかとも思われます。

 この展示は3月22日(月)まで。入場無料です。