NHKテレビの話題が続きますが、昨日の「ミラクルボディ」と同じ日曜夜の「ダーウィンが来た!――小川の決戦! 猛魚オヤニラミ vs ムギツク軍団」も観ました。
西日本の川に棲むというスズキ科の魚オヤニラミ。水中の小枝などにメスが産みつけた卵を、オスが懸命に世話をするというのです。知らなかった、こんな魚。
対するコイ科の小魚ムギツク。小さいうちはオヤニラミの餌になってしまうという弱い存在ながら、オヤニラミの卵がある小枝に卵を
まぎれここませて、オヤニラミに世話をさせるという習性があるとか。ちゃっかりしています。
小川で繰り広げられる両者の攻防が描かれていて、実におもしろい番組でした。
身近な自然にも、よく見てみると、興味深い事実が溢れているのですね。『アバター』の舞台となるパンドラに憧れるよりも足もとの自然を見直してみてね、と言いたくなります。
ところで、オヤニラミは多摩川にも生息しているらしい。一度、実物を見てみたいものです。