~琉球・沖縄については、各社、実に多様!~
【東京書籍】
【帝国書院】
【教育出版】
【日本文教】
【清水書院】
【学び舎】
ⅲ 考察
地球上に民族・国家が登場して以来、世界中で繰り広げられてきた強制的な領土拡張行為には、当然のこととして直接間接に武力・軍事力が貢献してきた。上記はその一例。
※20世紀半ばの悲惨な第2次世界大戦を経て、United Nations(日本の翻訳名:国際連合。直訳すれば「連合国」なのだが…)の憲章(国際法)で「侵略戦争」を禁止し、「国連軍」の規定も設けた。
しかし、実状は、戦後すぐの中華人民共和国の大規模侵略(モンゴル、チベット、新疆ウィグル)や朝鮮戦争(※北朝鮮+中国軍の南朝鮮侵略を国連軍が阻止)をはじめとして、最近のロシアのクリミア侵略や、中東の領土の奪い合いまで、領土をめぐる戦争・紛争はやむことがない。
戦後の日本は、終戦直後にソビエト連邦(後継国:ロシア)に北方領土を、大韓民国に竹島を侵略されながらも、70年ほど国連憲章を守りぬいている。(※米国による「監視・指導」と、その軍事力・核兵器の傘の下でだったが)
ただし、近年は中華人民共和国が沖縄県尖閣諸島を侵略しようとしており、前途多難な状況になっている。
※ここでの定義:「侵略」=ある国(や組織集団)が、他国の意思に反して、その他国の領土・領海を占領すること。
~次回から、明治時代:日本への併合(「琉球処分」)~