社民党 京都府連合 野崎靖仁 副主席語録
社会民主党 中央規律委員 野崎靖仁、55歳。
日々の思いを綴ります。
 



惣領冬実『チェーザレ 破壊の創造者』(12)
(KCデラックス)を読む。



フィレンツェ・メディチ家の新当主、
ピエロに三国同盟解消の意向を伝えられたチェーザレは、
水面下で動き出す。
教皇の健康状態は日に日に悪化し、
教皇不在とも呼べる状態が続くなか、
ボルジア枢機卿とローヴェレ枢機卿の対立構造は強まり、
各国の思惑はこれまで以上に錯綜する。
そして、いよいよ教皇崩御のその瞬間が訪れる。
ローマは、一瞬の静寂ののち、教皇選一色に染まる。


モーニング』誌に不定期連載、ということもあって、
11巻から4年以上過ぎての12巻です。

ルネサンス期の教皇選挙の様子が史実に忠実に描かれています。

教皇選挙の投票用紙は記名投票で、3人の名前を書くことができる、
ということが確認できます。

12巻現在で、
まだ塩野七生『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』の
冒頭にも達していません。

史実なのでネタバレも何もないのですが、
チェーザレの父ロドリーゴ・ボルジア枢機卿が
教皇選挙に当選する前の段階で次の巻に続きます。

1巻の発行が2006年なので、13年で12巻。

永野護『ファイブスター物語』よりはマシかな。


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