中?人民共和国?像日志20091009 -- 革命元老董必武
中国共産党の創立メンバーの一人が董必武。
党の長老です。
毛沢東、劉少奇国家主席の下で副主席を務めました。
宋慶齢(孫文夫人)も副主席だったので、
名誉職のような扱いだったのでしょう。
劉少奇が国家主席を辞任した後、
代主席(国家主席代理)として主席の役割を代行しました。
1968年から1975年まで国家主席は空席でしたが、
董必武が国家元首だったといってもよいでしょう。
当時80代の董は「飾り物」でしかなかったとは思いますが。
1975年1月に国家主席は廃止され、董必武は4月に亡くなりました。
翌76年には周恩来、朱徳、毛沢東も鬼籍に入りました。
董が文化大革命を生き残って天寿を全うしたのは、
無力な長老だったゆえか、巧みな処世術だったのか。
これも「政治的人間」の一つの生き方ということでしょうか。
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