社民党 京都府連合 野崎靖仁 副主席語録
社会民主党 中央規律委員 野崎靖仁、55歳。
日々の思いを綴ります。
 



中村健之介『宣教師ニコライと明治日本』(岩波新書)
を読む。



ニコライといえば東京神田駿河台のニコライ堂。
日本ハリストス正教会の聖堂です。



明治31年の内務省の調査によると、
カトリックの信者が5万3924人、
正教会が2万5231人、
プロテスタントが3番目だったそうです。

正教会の信者がこんなに多かったとは初めて知りました。

ロシア正教会から宣教師として派遣され、
日本正教会の大主教となったニコライ。

1979年にサンクト・ペテルブルクで
ニコライの日記が発見されました。

この本はニコライ日記の抄訳が発行される前に、
その内容を紹介すべく書かれたものです。

ニコライの生涯を時系列を追って記しているわけではないので、
まとまりのないエピソード集のようになっています。

最近、講談社現代新書で
『宣教師ニコライとその時代』が発売されたので、
そちらを読んだ方がいいかもしれません。

4月24日は東方正教会でも西方教会でも復活祭でした。

「ハリストス死より復活し、
死をもって死を滅し、 墓にある者に生命を賜えり。」
(「パスハ」の讃詞)

そういえばニコライ堂の正式な名前は
「日本ハリストス正教会復活大聖堂」でした。

『宣教師ニコライとその時代』を読んでみることにします。

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