COVID-19の拡大を防止するため、
第91回メーデー中央大会は4月29日(水・祝)10:30より、
メッセージ配信によるウェブ開催となりました。
今年2020年は日本のメーデー100年の記念すべき年です。
まずはメーデーの歴史を動画でご覧ください。
【連合】第91回メーデー中央大会(予告編)
メーデーとは
5月1日のメーデー(May Day)は、
古くからヨーロッパでは「夏の訪れを祝う日」とされ
祝日とされてきました。
一方で、低賃金と長時間労働に苦しめられていた米国の労働者が
ゼネラルストライキ(全国的な規模で行われる労働争議)を行ったのが
1886年の5月1日で、彼らは翌年以降も5月1日にゼネストを実施。
この動きが世界の労働組合に広まり、1890年5月1日に
第1回国際メーデーが多くの国で開催されました。
これが今に続く「労働者の祭典」としてのメーデーの起源となったのです。
日本では1920年5月2日に第1回メーデーが東京・上野公園で開かれました。
第二次世界大戦中は政府により開催が禁止されましたが、
戦後、労働組合の活動再開とともに再び開かれるようになり、
日本の労働者の地位や労働条件の向上、権利拡大をはじめ、
人権・労働基本権の確立、民主主義の発展、恒久平和の希求に深く貢献し、
その役割を果たしてきました。
現在のメーデーは、米国の労働者が労働条件の改善を訴えたその想いを受け継ぎつつ、
働く仲間とお互いをねぎらい、たたえ合いながら、
家族や地域の皆さんにも楽しんでもらえる一大イベントとして世界中で愛されています。
4万人を超える仲間が集まるメーデー中央大会
連合は、毎年、私たち働く者たちの祭典「メーデー中央大会」を開催しています。
近年の会場となっている東京・代々木公園には、
連合の組合員をはじめ中央労福協、労金協会、全労済などの関係団体、
NGO・NPOといった諸団体からおよそ40,000~50,000名の仲間が結集し、
中央式典や各種イベントに参加しています。
また、メーデーは各都道府県の地方連合会や地域協議会でも開催しており、
地域に根ざした取り組みも行われています。
(「連合」公式サイトより)
メーデーといえば「聞け万国の労働者」ですね。
聞け万国の労働者
とどろきわたるメーデーの
示威者に起る足どりと
未来をつぐる鬨の声
汝の部署を放棄せよ
汝の価値に目醒むべし
全一日の休業は
社会の虚偽をうつものぞ
永き搾取に悩みたる
無産の民よ決起せよ
今や廿四時間の
階級戦は来りたり
起て労働者奮い起て
奪い去られし生産を
正義の手もて取り返せ
彼らの力何物ぞ
われらが歩武の先頭に
掲げられたる赤旗を
守れメーデー労働者
守れメーデー労働者
「聞け万国の労働者(メーデー歌)」
メロディーは軍歌「歩兵の本領」と同じです。
歩兵の本領
メーデー中央大会は4月29日ですが、やっぱりメーデーは5月1日でないと。
と、いうわけで、5月1日にメーデーの動画を見ましょう。
第91回メーデー中央大会(総集編)
動画の最後で「団結ガンバロー」を行うので、
画面の前のみなさんも「ガンバロー」しましょう。
第91回メーデー中央大会
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