すばるに恋して∞に堕ちて

新たに。また1から始めてみようかと。

ここにある景色

2013-03-24 22:02:26 | 日記
桜咲く週末。



どこへ行くでもなく。
少し近所を散歩しました。





この年度末。
小さなこの保育園は(というか園舎は)、その役割を終えます。

同じ町内の、少し広い場所に移転をして、新しく建て替えられ。
4月からは。
賑やかな声と可愛い笑顔の子供たちを受け入れることになりました。

この保育園に息子が入園したときには。
3歳児4歳児5歳児合わせても、50人にも満たなくて。

とてもこじんまりとしていて。
先生の目も手も気遣いも、園児ひとりひとりにこれ以上ないくらい注がれました。

気が小さくて、泣き虫で。
年少さんの時には、毎朝大泣きになっていた息子を、
優しく受け入れてくれた園です。

入って二日目のお給食に出た「わかめご飯」。

「最初食べてくれなかったんですけど、
わかめだけ避けたら食べてくれたんですよ!」ってお迎えの時に報告されて。

恥ずかしいのと、申し訳ないのと、嬉しいのとで涙が出たのを覚えてます。

三つ子が生まれて、母の手がなかなか息子にまで回らないまま入園して。

あれもできない、これもできない、
わがままで駄々こねてるんじゃにかと心配だった私に。

「大丈夫ですよ」って笑ってくれたの、嬉しかったなあ。

息子は園に通う間ずっと。
きよみ先生が大好きで。
バレンタインデーには「僕のお嫁さんになってください」ってお願いしてた。

娘たちの時には少し人数が増えて、
(ウチだけで3人だからな・笑)
狭いお教室に小さな机が、いっぱい並んでいましたっけ。

母である私も。
母の会の役員をして、
この園でたくさんお友達に恵まれました。


ここにしかない景色は。

もうすぐ。

ここにあった景色に変わっていくんですね。

コメント
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