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ジゼルのまとめ・・・2

で、それぞれの役づくりだけど、ジゼル自体はそんなに差はないと思った。

違いがあったように感じるのはアルブレヒト。
くまさん♪の恋は戯れで(なにしろもうすぐ尻に敷かれる結婚が待っているし)、2幕でジゼルが表れても、なんだか意味が分かってないような(ベルトの話も真剣に聞いてなかったしね)。でも、最後の最後、ユリの花をかき抱いてもそこにはジゼルは居なくて、最後の1本が地面に落ちた瞬間、朝日を浴びたそのときになって初めて自分で救われたことに気がつく・・・でもって物凄い感情の波が押し寄せる・・・ように見えた。

たぶん宮尾さんのも近いと思う(ごめん、あんまりよく分からず・・・)。

遅沢さんのは、かなり真剣な恋だったので、2幕のジゼルとの再会がどことなく嬉しそうに見えた。ので、アルブレヒトのソロの出だし、あの♪ぱんぱかぱんの謎が解けた気分だった。
で、朝が来て自分が助かったことも結構早くに分かっているし、それがジゼルとの本当の別れの時だということもよーく分かっているように見えた。と、いうのも最後の方、アルブレヒトのまわりをジゼルがぱどぶれで回り、その流れでジゼルの体を真横にしてアルブレヒトが腰の高さくらいにリフトするところ・・・(さんざん踊ったあとで、あれは心底キツイと思うのだけど)、全く重さを感じないリフトで・・・その瞬間アルブレヒトの中に絶望感が広がったように思えた(重さがない=この世のものじゃないんだ・・・orz)
そう見えてしまってからの先はもう涙、涙で・・・ユリばらまきが付け足しのように思えなくもなかった(美しいから良いけど)。

と、いうわけで、猫的には今回一番鮮やかだったのが浅川&遅沢ペアの日だったのです。
二人のバランスがとても良かったのと、1回というチャンスに賭ける気合もあったのかもしれませんが、とにかく印象深かった・・・。

そのほかにも色々色々ある気がするけど、疲れたのでとりあえず今日はここまで~
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