シェーン・ママ

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お父さんは強いんだよね?(自問自答編)

2008-06-23 21:44:15 | パタパタパパの育児日記
6月21日、土曜日、早朝の話です。

末娘のハナちゃん(間もなく7ヶ月)は、
朝の4時から6時くらいになると夢を見るのか、
少し愚図ります。

でも横に寝ている私が抱き寄せて背中を
トントンするとすぐ眠ります。
この日も、午前6時に抱き寄せたところまでは
いつもと変わらぬ朝でした。

ところが!

「ぎぇぇぇぇぇええーん!!」

抱き寄せた時にハナの左腕がねじれてしまったのか、
とんでもない声で泣き出した。
すぐに起き上がり、抱っこして泣き止ませようとするが、
泣き声はさらに大きくなり、そして
泣き終わる気配もない。

その声で妻も目覚め、オッパイでも吸わせて
落ち着かせてみようとしたが、泣き声は変わらず。
そして我々が気づいたのは、ハナの左腕が動いてないこと。

「お母さん、ちょっと見て。左手が動いてないんだけど。」
「うそ?」
とハナの左手を触る妻。
すると若干ハナの左手は動いた。
が、泣き声は増す一方。やっぱり左腕がおかしいのだ!!

「とにかく病院へ!」ということになり、
近くの救急病院へ電話することになる。
「じゃ、お父さん、母子手帳入ってるバッグに
診察券もあるから、かけてみて。」
「えーっ!俺ぇ?」

いきなり緊張してきた。
これまでお姉ちゃんが、正月に
胃腸炎でものすごく吐いた時も、
息子が縫うくらいに額や唇を切った時も、
病院に電話して看護士さんたちと
事細かに話をしたのは妻だ。

その妻は泣き止まぬ娘を抱きしめている。
手が空いているのは私だけ。
以前に救急車を呼んだ時もかなりドキドキしたけれど、
今回もドキドキもんだ
上手くしゃべらなくては!

「あの、6ヶ月過ぎの娘がですね、
ふとんの上で抱き寄せた時に腕が
体の下のほうにはいっちゃって…、(略)…、
ハイ、ハイ、今から行きますんで、
ヨロシクお願いします。」

言えた!上手く言えた!!
さあ、妻よ、娘よ、病院に行くぞ!!
早く行って治してもらおう!!

そして我々は病院へ向かった。
不思議と車中で娘は泣かなくなった。
が、やはり左腕はダランとしていて動いてない。

病院ではすぐに診察となった。
先生が私の話を聞きながら、娘の左ヒジを
ムニムニとつまみ、動かす。
再度泣き出す娘。

「まずは触診か。次はレントゲンかな?」
なんて考えがよぎったその時、
「よし、はいった!」
先生がそんな言葉を発すると、
ハナの左手が元に戻った。
大泣きしてるけど、手が自由に動いているのだ。

原因はヒジ前後の筋肉をつないでる
筋がはずれたらしい。
小学校入学前の子どもにはよくあることらしい。
赤ちゃんなら寝返りをうっただけでもはずれるとか。
あとお父さんやお母さんに手を引かれて
ブランコみたいにした時も。

とにかく、ハナの手が元通りになって、
そして泣き顔から笑い顔に戻り、ホッとした。
いやいや、外科の先生、どうもありがとうございました。

ホント、やっぱりお医者様にはかないません。
怪我や病気を治せないのはしょうがないとして、
病院への電話にさえビビった今回の私。
前回の「お父さんは強い」発言がむなしく響きます。

子供たちよ!んーと…、
お父さんは強いんだけど、お医者さんはもっと強いぞ!!

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