のそのそ日記

イベント・展示会案内、その他つれづれ

パロディ燃料

2015-07-25 21:32:00 | ノンジャンル
 新聞の1面の隅っこにTPP関連で著作権捜査が告訴不要で起訴できるようになりますニュースが載っていました。
 コミケの申し込み書などで前々から危惧され話題に出てたことが、順当に進んできてしまったようでおたく騒然!…ってあんまり近場で話できる人がいないから判らないんだけど、パロ畑の人には大事だよね!?
 摘発や告発の乱用は抑えると言ってはいるけれど、要は捕まえる側の自由度があがる話だから、その気になればいつでも一網打尽できるのね。

 90年代にコミケがネガティヴな方でしか話題に上がってなかった頃、コミケは短期間でやたらと人が集まって大きいお金が動きすぎるから、絶対ヤクザの資金源が混じっているはずって疑いがもたれて、特に最大手って訳でもない普通のサークルさん達が摘発された事があったのね。
 適当に捕まえるだけでも叩けばホコリが出るだろうからと、とりあえずいくつかあたったって感じだったけど、叩いても変な汁しかでてこなかったらしくて1回こっきりで手を引かれてました。でもそれで叩かれた人はえらい迷惑したろうね。

 そういう恣意的な摘発が出来てしまうのはえらい事だから、どこかで明文化されたルールを作らないといかんのではないかと思った次第。

 この前おかん友達と話をしていた時、非おたの人にとってのコミケの認識がすごく遠い事に衝撃を受けたのだ。
 私はオリジナル(創作漫画)ってジャンルがコミケの中でものっそ小さいってずっと実感してきたから、コミケ=パロ文化みたいな感覚でいたんだけど、外の人からはあの膨大なサークルは基本オリジナルだと思っているんだって。
 オリジナルを描くのは楽しいけど、全体に流れがゆっくりだよねえ。コミケのアツいパッションというか巨大な燃料はやっぱパロディの萌力だと思う。ガスを甘く見てはいかんですYO!
 
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お耽美雑考

2015-07-24 12:24:00 | ノンジャンル
cat今回はまごう事なき年寄りのボヤキであります。(こういう事が気になるお年頃ってあるのよ!)

 最近、美しいものを美しいと言う事に障りを感じるようになってしまった。
 現実の中で「美しいものを優先すべき」だとか「美しいものを尊重するために道理を曲げるべき」とかいう理屈を見すぎてしまっているせいかもしれない。
 子供の頃、そういう理屈はギャグだったのよね。なにしろえこひいきできるほど美しいものなんて身近にあんまり見つけられなかったし、情報として入ってきても自分の感性にあわないものは「好き好きだねえ」とスルーして流してしまっていたから。そしてごくたまに本当に美しいと感じたものに対しては、それを誰かと共有することもはばかられ、ましてはそれを優先するために道を外れることなんて、露骨な外道としてバカにされる対象だったわけですよ。
 今は美しいものを発掘する情報力も共有手段もそれをPRする発信方法もたくさんあるから、感動を共有する幅はものすごく広がったと思う。みんなあれがイイって思うよね?と言いやすくなったのね。それはストレートな幸せの一つだと思う。
 でも、だから余計に「みんなが好きなあれのために、さあ一緒に道を外れよう」という話が出たとき、イヤイヤイヤイヤ!落ち着こうよ!と言い出しにくくなっているような気がするのだ。

 というのを、先日ブラックバイトのドキュ番を見ながらしんみり思った次第。
 私は美しいものに感動するのは危険だ、と自分が思うのはトシくったせいだと思っていたんだけど、ああいう現場で若い人がまさにその「美しい目標」を罠に危険な地雷地帯を歩かされているんだなと思うと、まことにやるせない。
 「仕事を通して社会に参加し責任を果たす」という大人になるための美しい目標は、本来はばかりなく目指していいはずのものだったのに、その目標が生活破綻って穴の上に掲げられているんだね。
 こんな清廉な美しさすら疑ってかからねばならないなんて、なんと苛烈であることか。

 政府広告なんかである「美しい日本の文化と伝統云々」なPRも、設定されれば該当しない文化に対する攻撃になるのは、トシくったおたくたちならみんな覚えている宮崎事件当時のアニメ漫画文化へのバッシングで経験済みだもんね。
 権威を与えるってことは武器を授けることと同義だと思う。
 宮崎事件当時は、叩かれたおたくらはもとよりアングラ生活が長かったから、何か飛んでくるたびとっとと隠れてやり過ごしていたけど、今の肥大化したサブカル人口にそんな対応求めるのは無理があるし、痛みも大きくなるんじゃあるまいかと心配だ。
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鰤記事

2015-07-23 19:17:00 | ノンジャンル
 オリンピック関連のニュースで、競技場とか予算とかはさておいて、ボランティアの制服があんまりだというのを見て思い出した事。
 そういえば以前のオリンピックでも、開会式とかで選手が着るユニフォームが激烈みっとも恥ずかしい回がちょいちょいあったね。今回のボラ服も「見分けがつきやすい」ってフォローがあったけど、逆に言えばそんなおっぺけぺな格好をして街を歩いている人はおらん!てことだよね?
 もし企業で会社の受付にたつ人が、または作業をしに行く担当の人が、あの服を着て「うちの会社の顔です」って言えるデザインだったらこんな声は出てこないんじゃないかと思うのよ。
 多くの人が「わしが経営者だったら採用しないデザイン」だと思ってしまったんじゃないかな。

 安保法案が衆院を通って参議院に回されたタイミングで、またも中国脅威ニュースがTVを賑わせております。
 こういうパターンを見ると、90年代の中国で、民主化暴動が活発になるたびに日本脅威論をPRしまくってたのを思い出してしまって感じが悪いな!ほんとにお隣のやなところばっかリスペクトするんだからみっともないぶりぶり。
 大学の文系見直し話もまったく腹立たしい、ただでも加速してる大学の専門学校化にターボつけようとしているなぶりぶり。

 暑い日はぶりぶり度があがってくるなあ。
 それはさておき午前中は学校に行って、記念誌資料を受け取ってきました。だんだん揃ってきてくれてありがたし!

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漢字のふしぎ

2015-07-22 19:26:00 | ノンジャンル
 先日からデジカメの調子が悪くてデータが残せない~とおろおろしていましたが、そういえば、榛名に行った時にちゃまが電池を入れ替えていたな?と思い、もしやどれか1本が不良品なのかもよ!と別のエネループに入れなおしてみました。
 祝!復活!!
 ああよかった~~。これでまた鳥さんが撮れる!

 昨日ネットのニュースで、今年のお子様名前ランキング前編が発表されていました。1位が心桜。2位陽翔、3位心愛凜。
 …やっぱり読めない!幼稚園や学校の先生は大変だなあ。
 しかし上位の名前に使われている漢字を見て、なんとなく色身の少ない、または目に見えない系な言葉が多いなと感じたのよ(心とか愛とか夢とか)。
 赤ちゃんのあの圧倒的な存在感を前にして、幻のような字面がたくさん並ぶというのもなんだか不思議な気がしますな。
コメント (2)
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片付けへの第一歩

2015-07-20 23:30:00 | ノンジャンル
 昨日は夜に原稿の仕上げをしようとかこいていましたが、とっとと眠ってしまったので、結局朝からぼちぼち仕上げ作業。お昼にはスタンバイもできて無事宅急便が出せました。よかったよかった。
 明日は振込みを忘れないようにしようメモメモ。

 そして午後からまたもや掃除の続きであります。
 先月ひっちゃぶけた敷布団カバーからファスナーを外して(長いファスナーが近所で売ってないのでいつもリサイクルしている)やっと処分ができました~。
 トーンも整理しました。ここんとこの暑さと湿気ですっかりぺとぺとになってしまって、今回は使いにくかった!

 机のまわりが広くなったところで、次は記念誌の編集であります。原稿が集まってきたところで取りこぼしがないかしゃちこく確認しないと怖いからのう。大体そろえてから月末の編集会議でみんなに確認&修正をいれてもらう予定。
 うっかり何か捨ててしまいやせんか心配で、これを確認するまでは部屋の中の紙くずを捨てられなかったのだ。(単に掃除していなかったとも言う)週後半のゴミの日にははればれきれいになるといいな。
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