夏目友人帳の6シーズン目が始まって、早朝録画したのを見ました。うう、いいお話だね~~、一度単行本で読んだのに、やっぱり泣けるわ。
こんなに叙情的な話なのに、やっぱりぐっとくるツボは、優しい感情や切ない状況を登場人物たちがすごく平明に言語化する(またはあえて肝心な言葉を伏せる)セリフの妙だなと思いました。
原作長く続いているけれど、ゆるっとキャラが成長しているのがいいな。絵の上じゃなくて、人との付き合い方こなれ方がちょっとづつ進んでる感じ。
自分が十代から二十代の頃って、人と話すのがとても苦手だったけど、学校やその他の人間関係で、話して説明・共感するのは当然、みたいな流れだったのね。
でも実際トシとってから思った、話すことも理解することも、さらには話され理解されることさえも、場数を踏んで修練しないと絶対「苦手」からは抜け出ることはできないんだよね。
できて当然、という考え方自体が間違っていたんだな。
そのへん、夏目の作者さんはすごく心得て描いているように見えます。体質的に理解されなくても仕方ない状況の主人公が、言葉や態度を選びながら理解していこうとする(人間に対してもおばけに対しても)地道な努力を重ねていくエピソードの一つ一つにぐっとくるんだよね…。
こんなに叙情的な話なのに、やっぱりぐっとくるツボは、優しい感情や切ない状況を登場人物たちがすごく平明に言語化する(またはあえて肝心な言葉を伏せる)セリフの妙だなと思いました。
原作長く続いているけれど、ゆるっとキャラが成長しているのがいいな。絵の上じゃなくて、人との付き合い方こなれ方がちょっとづつ進んでる感じ。
自分が十代から二十代の頃って、人と話すのがとても苦手だったけど、学校やその他の人間関係で、話して説明・共感するのは当然、みたいな流れだったのね。
でも実際トシとってから思った、話すことも理解することも、さらには話され理解されることさえも、場数を踏んで修練しないと絶対「苦手」からは抜け出ることはできないんだよね。
できて当然、という考え方自体が間違っていたんだな。
そのへん、夏目の作者さんはすごく心得て描いているように見えます。体質的に理解されなくても仕方ない状況の主人公が、言葉や態度を選びながら理解していこうとする(人間に対してもおばけに対しても)地道な努力を重ねていくエピソードの一つ一つにぐっとくるんだよね…。