のそのそ日記

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ランポ京極カラクリ荘

2010-04-23 09:41:00 | ノンジャンル
 図書館で借りていた京極と乱歩読了。
 「前巷説百物語」は又さんの若かりし日のお話。青い分はらはら度が高くて面白かった~。
 ランポは「三角館の恐怖」「青銅の魔人」「虎の牙」。三角館以外は小学校の時、初めて図書室で借りた本たちで懐かしかったー。
 2年生の頃だったから、当時は「ピンチだわー恐いわー」と手に汗にぎりまくっていたんだけどな。
 今見たら二十面相さんの明智探偵への深すぎる愛と、その目の前でいちゃいちゃしまくっている小林くんと探偵の理不尽な態度がかちんときてしまうあたり、私も汚れたオタクになってしまった事よ…
 ところで二十面相さんは、青銅の魔人ではまだ時計泥棒をしているけれど、虎の牙はほとんど犯罪らしい犯罪をしていません。でもすごいお金と手間暇と鍛錬をつんで、明智探偵と勝負したがってるんだ。
 ちょっと切ない話でした。
 三角館はロジャー・スカーレットの「エンジェル家の殺人」の翻案。
 トリックや動機は面白くていいんだけど、あまりにも土台ツッコミが多すぎて困る。というか殺人事件以前に探偵役たちの方がしょっぴかれると思う。

 それから本屋でゲットしてきた「カラクリ荘の異人たち」4巻も読みました。
 ここは声を大にして語ってよかろう、シモジマ作品中、乙女度MAXな作品であると!
 いやあ、可愛かったです。遅れてきた青春て感じか。

 以上。また落ち着いたら本を借りにいきたいなっと。
コメント
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