Love Songを唄う前に

生きること。
それは日々を告白してゆくことだろう。

「愛と死を見つめて」を見ながら

2006-03-18 23:05:34 | 今日の出来事
草なぎ剛と広末涼子のドラマ「愛と死を見つめて」が意外にも面白い。好きでもない広末涼子に同情してしまう。ヤバい、なんでこんなドラマに引き込まれてるんだろう。以前、草なぎ剛がやった韓国人のバイオリン制作職人のドラマも面白かったし。オレ、草なぎ剛のドラマって意外と見てるんだな。ヤバい、こりゃ明日は号泣かぁ?

「Back To Bedlam」 James Blunt

2006-03-16 23:05:05 | ディスク・レビュー
バック・トゥ・ベッドラム
ジェイムス・ブラント
ワーナーミュージック・ジャパン

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Don Mcleanの再来か? イギリスを中心にヨーロッパやアメリカ、日本でも売れに売れているシンガーソングライターのデビュー・アルバム。ドラマ「小早川伸木の恋」の挿入歌に、2曲目の「ユア・ビューティフル」が使われるなど、すでに耳にしている人も多いと思う。元NATOの平和維持軍の将校というミュージシャンには珍しい経歴の持ち主。元4ノン・ブロンズのリンダ・ペリーに見いだされデビューのきっかけを得る。どうりでリンダ・ペリーっぽい訳だ。しかし、ここまで琴線に触れる歌を歌うシンガーソングライターってここ何年もいなかったんじゃないのかな。売れてるけど、売れ線を狙っているわけではなく、良い曲だから売れる。正直、Oasisより良い曲書いてるよ。この人、もしキャリアを重ねて行けるなら、Don Mcleanどころか、現代のボブ・ディランにもなれる逸材だ。ジャケットの美しさもこのアルバムの魅力の一つ。

ニュータイプは霊能者!?

2006-03-16 20:39:03 | 今日の出来事
今日は機動戦士ZガンダムIII-星の鼓動は愛-を見て来た。エゥーゴ、ティターンズ、アクシズのハマーンそしてシロッコ、三つ巴なのか四つ巴なのかよく分からない複雑な勢力関係と上映時間が短く展開が早いのでストーリーは良く分からなかった。テレビシリーズを見ていたので、何となく覚えていたが、予備知識がなかったらきっと理解出来ないだろう。今回、改めて劇場版を見て思ったのは、ニュータイプは霊能者だと言う事。以前から思っていた事だけど、今回映画を見て確信した。富野由悠季は、無意識のうちに物質世界と精神世界の関係をガンダムの裏テーマにしてるんじゃないかと言う事を。ニュータイプって現代人が失った動物的感性=第六感=霊能力を取り戻した人々なんじゃないかと思う。やたら洞察力が鋭かったり、幽体離脱して相手とコミュニケーションしたり、オーラのパワーで戦うし。死んだキャラがカミーユの中に入って力を貸したり。霊を信じない人には分からないと思うけど。ラストシーンはテレビ版の方が衝撃的だったかな…。感動度なら断然ファーストの方が感動するし…。エンドロールが流れて来て、てっきり百式の残骸が流れて来るものだと思っていたら、流れて来なかった。「逆襲のシャア」に繋がらないじゃん! でも、ゼータ三部作見終わって、ほっとした。そして、ガンプラ作りたくなった。最近出たマスターグレードのmk-IIとZガンダムの出来が良いので、余計にね。いつかガンプラ作るどぉーっ! そのためにも今は頑張らないとね。

「SONGS 30th Anniversary Edition」 シュガー・ベイブ

2006-03-14 23:30:25 | ディスク・レビュー
SONGS 30th Anniversary Edition
シュガー・ベイブ
ソニーミュージックエンタテインメント

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「オレたちひょうきん族」のエンディング・テーマ「DOWN TOWN」収録。山下達郎、大貫妙子等が在籍したバンド。エバー・グリーンなポップ・ソング満載。1975年当時としては画期的だったんだろうな。今ならこの手の音をやるバンドも多いが、歌謡曲でもフォークでもバリバリのロック・バンドでもないポップ・ソングをやるバンドなんて珍しかったんじゃないかな。そして、このアルバムが日本のポップスのルーツになろうとは…。しかし、彼等にはオールディーズ・ポップスの図太いバックボーンがある事を忘れてはならない。
「DOWN TOWN」を聴くと気分が「土曜の夜」になるのはオレだけじゃないでしょ?

今の日本人が失ってしまった精神性

2006-03-12 23:36:59 | ブック・レビュー
武士道

PHP研究所

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旧五千円札の人、新渡戸稲造により海外へ武士道を紹介するために書かれた本の和訳版。
今の日本の物質中心主義的価値観からは考えられない精神性を持っていた武士。その武士の道徳的原理=武士道とは「義・勇・仁・礼・誠」を中心に構成されている。
義=正義の心
勇=勇気と忍耐
仁=思いやり
礼=礼儀・礼節
誠=誠実・誠意
どれも今の日本人には馴染みが薄くなってしまった価値観だろう。日本を知る外国人が憧れる武士道。今の時代だからこそ本来の日本人らしさ、道徳感、精神性を取り戻す時ではないだろうか? 私利私欲に生きる今の日本人にこそこの本を読んでもらい、本来持っていたはずの誇り高き精神性を取り戻してもらいたい。

「Whatever People Say I Am, ~」 Arctic Monkeys

2006-03-09 23:00:24 | ディスク・レビュー
ホワットエヴァー・ピープル・セイ・アイ・アム、ザッツ・ホワット・アイム・ノット
アークティック・モンキーズ
Domino/Hostess

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やたらファンキーでグルーヴィーなセックス・ピストルズって感じ。
今イギリスで売れに売れている話題の新人。なるほど、こりゃ売れるわ。音の系譜で言えばThe Who~The Jam辺りの直系路線なんだろうけど、聴いていて一番気になった特徴は、グルーヴ。あらゆるビートが繰り出されてくる。さらにパンキッシュな攻撃的なノリを併せ持っている。グラマラスじゃないJapanのファーストって感じ? そのくせOasisばりの分かりやすさもあるし。早くも今年のUK No.1バンドに確定しているが、セカンドでさらなる成長が出来るかがこのバンドの将来を占う事になるだろう。