Love Songを唄う前に

生きること。
それは日々を告白してゆくことだろう。

並木ハウス

2008-07-31 22:25:09 | 今日の出来事
今日は並木ハウスに行った。
前回鬼子母神周辺を歩いた時に探したが、辿り着けなかった。
今日はケヤキ並木にある改修中の建物を見てたら
並木ハウス アネックスと張り紙があった。
ここが並木ハウスなのかと思っていたら、通りすがりのおじさんが声をかけてくれた。
「この奥のアパートが手塚治虫が住んでいた並木ハウスだよ。」
ありがとうございます。やっと辿り着いた。
散々探しまわったけど、こんな近くにあるとは。
外観も内観も昭和三十年代の木造アパートそのもの。
家の近くにもこんなアパートが一杯あって、
子供の頃は侵入して遊んだものだ。
なんて事を思いながら、内部に潜入。
昭和の時代にタイムスリップ。
台所もトイレも共同。当然、風呂なし。
そんな中で、手塚治虫は「鉄腕アトム」を描いていたらしい。
漫画の神様の下積み時代に思いを馳せながら、並木ハウスを後にした。

藤本壮介

2008-07-30 19:51:21 | ブック・レビュー
藤本壮介|原初的な未来の建築 (現代建築家コンセプト・シリーズ 1)
藤本 壮介,伊東 豊雄,五十嵐 太郎,藤森 照信
INAX出版

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今一番注目されている若手建築家・藤本壮介
その藤本壮介初の作品集。

壁をカクカクさせて人の居場所を作り、
一つの空間でありながら、壁で隔てられつつ、気配は感じ合える。
そんな感じの空間作りをしている建築家です。

お金持ちのディンクスが住むには良いが、
思春期の少年には、とてもじゃないけど住めないと思う。

だって、ドアがないもん………。

それにこの人、船越英一郎が出てるドラマのロケに使われそうな、
海に面する崖っふちに、波飛沫がかかりそうな位置に家を建ててしまう。

台風の日は、この家どうなってんだろう?
波風に晒されて、風化して痛むのが早そう。

なんて事を思いつつ、
卒業設計のネタとして、今年もまた大活躍するのでしょう。

トシのイメージは、ケヴィンをリンチする。

2008-07-26 18:45:37 | ブック・レビュー
都市のイメージ 新装版
ケヴィン・リンチ
岩波書店

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都市を
「パス(道路)」、
「エッジ(縁)」、
「ディストリクト(地域)」、
「ノード(接合点、集中点)」、
「ランドマーク(目印)」
により分析して、都市をデザインする手法を著した本。
普段何気無く歩いている街並を、
この手法で分析してみるのも面白いかも。

目白周辺を散策。

2008-07-19 22:51:23 | 今日の出来事
今日は、自由学園明日館東京カテドラル 聖マリア大聖堂を見学して来た。

自由学園明日館は建物の前までは何回も行った事があったが、
今回は、念願の内部見学が出来た。
大正時代の設計とは思えない明るく気持ちの良い内部空間がそこにはあった。
フランク・ロイド・ライトの空間を体感する事が出来た。

丹下健三設計の東京カテドラル 聖マリア大聖堂は外観のインパクトからしてすごい。
そして、内部に入ると、これまたすごかった。
曲面の壁が迫るようで、天井高が高いので開放感がある。
何とも言えない独自の空間がそこにはあった。感動した。
この感覚を知ってしまったら、病み付きになりそうだ。
また時間がある時に訪れようと思う。

そして、歩いて池袋へ向かう途中、護国寺にも行った。
護国寺と言えば、尾崎豊の葬儀が行われたお寺だ。
当時の事を思い出しつつ通り抜けさせて貰った。

やはり、巨匠と呼ばれる建築家の空間はすごい。
次はどこへ行こうかな。